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【名古屋駅】これが食べたかった...!! 至高の名古屋めし駅弁「名古屋だるま」名古屋行き最終列車弁当

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

名古屋駅で購入できる駅弁を食べ歩いてきた筆者ですが、とうとう至高と言っても良い駅弁に出会いました...!! それが名古屋だるまの「名古屋行き最終列車弁当」です。

名古屋の老舗お弁当やさん・名古屋だるまと、ロケ弁当にはうるさいメ~テレのドラマスタッフが吟味を重ねて完成した駅弁とのことです。

駅弁の名前に冠している「名古屋行き最終列車」は、メ~テレの地域密着ドラマ。2012年から始まった名古屋シリーズは各アワードを受賞し、伝説的なドラマになりました。

そんな知る人ぞ知る名古屋の顔と言える、ローカルドラマをお弁当として見立てています

電車が描かれ、各名古屋めしを駅に見立てています。幸福・美味の先に「名古屋」というのが良いですね!駅弁らしい旅情も込められたパッケージです

パッケージもさることながら、お弁当の内容もかなり充実しています。

味噌カツ・エビフライ・どて煮・手羽先・ひつまぶし・とりめし・天むす・きしめん・みそたまという9種類の名古屋めし。まさに名古屋めしオールスターズ!開けた瞬間に真茶色で驚きました(笑)

お弁当では珍しいメニューも多く、一つ一つのお惣菜にとても工夫が凝らされています。

名古屋めしの筆頭格でもある手羽先。一つ一つが大きくお弁当向きではないですし、単価も高い?印象もあるのですが、しっかりと1つ乗せられています。

味が染みてとてもジューシー。軟骨部分まで食べられる本格手羽先で感動しました

隣に添えられているどて煮も、もつをしっかり煮込んだ濃厚な味わいで、濃いもの好きにはたまらない一品です。

ひつまぶしとりめし天むすなどご飯ものも充実!税込1,200円という、駅弁の中では高価な部類のお弁当ではないのですが、うなぎも入っているとはすごいですね

品数と、それらが全て名古屋めしと考えると、かなりのコストパフォーマンスではないでしょうか。

タレの染みたご飯とふわふわのうなぎ。歯応えのある鶏肉と出汁ご飯。柔らかい衣に包まれ、えびの美味しさと塩気がたまらない天むす。どれもクオリティが高いと感じました

きしめんはサラダ風にいただきます。この頃、きしめんは創作風でいただくのが流行っていますね。名古屋だるまさんのきしめんサラダは、とても美味しいことを知っていたので大満足です。

出汁がかけられないから出せないのではなく、きしめんを出すにはどうしたら良いか?そういった配慮まで垣間見られるお弁当です。

名古屋で駅弁を購入するならどれがいい?と聞かれたら即答してしまうコスパと満足度の高さを誇る、名古屋だるまの「名古屋行き最終列車弁当」。ぜひ一度味わってみてください。

※上記メニューは名古屋駅のグランドキヨスクで購入できます。

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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