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2試合連続9-8の激闘 両チーム間移籍の29歳は連続試合安打を27に伸ばす<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6号決勝弾を放ったソン・ホヨン(中央)(写真:LGツインズ)

16日のKBOリーグはコチョクドームの試合が14時開始、その他4試合は17時開始で行われた。

LGツインズ-ロッテジャイアンツ(チャムシル)は前日15日、9-8でロッテが勝利。この日は8、9回に5点を挙げて8-8の同点に追いついたLGが、延長10回裏、9-8でサヨナラ勝ちした。

この試合、ロッテの3番ソン・ホヨン(29)が5回の6号3ランホームランを含む2安打。4月17日の2安打以後、故障による約1ヶ月の離脱期間を挟み、この日のヒットで連続試合安打を27試合(歴代5位)に伸ばした。

ソン・ホヨンは開幕直後の3月30日にウ・ガンフン投手とのトレードでLGから移籍。新天地でサード、セカンドで出場機会をつかみ、打線の中軸を担っている。

◆「最多記録は39試合」

連続試合安打の最多記録は2003年8月から翌04年4月にかけて達成した、パク・チョンホ(元ヒョンデ、サムスン)の39試合。2位がパク・チョンテ(元ロッテ)の31試合、以後30試合のキム・ジェファン(トゥサン)、28試合のパク・チェホン(元SK)、イ・ミョンギ(当時SK)と続く。

映像:ソン・ホヨンの勝ち越し3ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇6月16日(日)の結果

・LG 9 - 8 ロッテ(チャムシル)

 勝:キム ヨンジュン

 敗:キム ドギュ

・キウム 8 - 2 トゥサン(コチョク)

 勝:ハ ヨンミン

 敗:クァク ピン

・KT 1 - 3 KIA(スウォン)

 勝:ファン ドンハ

 敗:ハン チャヒョン

・ハンファ 4 - 1 SSG(テジョン)

 勝:バリア

 敗:パク チョンフン

・NC 5 - 4 サムスン(チャンウォン)

 勝:キム ヨンギュ

 敗:オ スンファン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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