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一生に一度は入浴したい!「川沿いの絶景温泉」5選

高橋一喜温泉ライター/編集者

非日常を体験することは、温泉旅の醍醐味である。その温泉からの風景が見事であれば最高。一生モノの思い出となる。

特に歴史ある温泉地は川沿いに多く、渓流に面した露天風呂が名物の温泉施設が少なくない。景色だけでなく、本格的な良泉が楽しめる入浴施設を5カ所紹介したい。

祖谷温泉(徳島県)

祖谷渓谷の奥地にある秘湯の一軒宿「ホテル祖谷温泉」は、ケーブルカーで170メートル谷底まで下りていく露天風呂が名物。40度以上の傾斜を5分かけて下りていくが、ケーブルカーの中から望む渓谷美はほれぼれするほどの絶景。渓流に面した露天風呂は、四国では貴重な100%源泉かけ流し。

川原毛大湯滝(秋田県)

「川の絶景温泉」の聖地ともいえるスポット。地獄地帯から湧き出した源泉が沢水と合流し、20メートルの高さから滝となって落ちてくる。その迫力に息をのむ。入浴に適した泉温になる夏場(7月~9月頃)は、天然の滝つぼが湯船となる。大自然の中なので、入浴する際は水着を着用しよう。また、酸性の湯なので目に入ると激痛が走る。足湯だけでも十分に絶景を楽しめる。

壁湯温泉 旅館福元屋(大分県)

川沿いにある天然の洞窟風呂が名物。体感で38度ほどのぬるめの源泉が湯底の岩の間からぷくぷくと湧き出している。川のせせらぎも心地よく、ずっと入っていられるほどの気持ちよさだ。特に新緑や紅葉の季節が美しい。

大沢温泉(岩手県)

花巻南温泉郷の一角を占める大沢温泉は、2つの個性の異なる建物で構成される一軒宿。なかでも自炊部のある「湯治屋」は格安料金で湯治を体験できるので、連泊にも向いている。川に面した混浴露天風呂「大沢の湯」が名物。昔話に出てきそうな長閑な風景を見ながら入浴できる。湯船も複数あるので、敷地内で湯めぐりを楽しめる。

妙見温泉・妙見石原荘(鹿児島県)

天降川沿いにある温泉地で、湯治場風情の宿から洗練された高級旅館まで、バリエーションに富んだ宿が併存する。川沿いにあるため、露天風呂自慢の宿も多く、ほとんどが源泉かけ流しである。なかでも妙見石原荘は川に近い露天風呂が見事で、露天風呂「椋の木」は川面に手が届きそうな距離。源泉にもこだわりがあり、空気に触れることなく温泉を湯船に注いでいる。

温泉ライター/編集者

温泉好きが高じて、会社を辞めて日本一周3016湯をめぐる旅を敢行。これまで入浴した温泉は3900超。ぬる湯とモール泉をこよなく愛する。気軽なひとり温泉旅(ソロ温泉)と温泉地でのワーケーションを好む。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(幻冬舎)、『ソロ温泉』(インプレス)などがある。『マツコの知らない世界』(紅葉温泉の世界)のほか、『有吉ゼミ』『ヒルナンデス!』『マツコ&有吉かりそめ天国』『ミヤネ屋』などメディア出演多数。2021年に東京から札幌に移住。

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