【戸田市】大人が楽しい! 「戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-」は9月1日(日)まで開催中!
「戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-」開催中!
「戸田市立郷土博物館」では、「戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-」が開催中です。
池原昭治さんとは、「まんが日本昔ばなし」の演出・作画・美術を担当された童絵作家。開催中の「戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-」には、当時の貴重な原画が多数展示されています。
戸田市が舞台の昔話には、
「聞いたことのある話の舞台が戸田市だったとは!」
と、驚く方も多いはず。
「戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-」は、大人こそハマってしまう企画展なのです!
「戸田のむかしばなし」とは?
戸田市には、時代を超えて語り継がれてきた昔話や伝説、わらべうたがたくさんあります。
1979年と1981年に発行された「絵本 戸田の伝説」「絵本 戸田の昔話」「絵本 戸田のわらべうた」では、それら戸田市に伝わる数々の昔話や伝説が紹介されました。
絵を担当した池原昭治さんは、まだ埼京線が開通していなかった当時の戸田市を何度も訪れ、絵本用の絵を描いたそうです。
「絵本 戸田の伝説」「絵本 戸田の昔話」「絵本 戸田のわらべうた」という3冊の絵本は、再編集され「戸田のむかしばなし」として1993年3月に発行されました。
戸田市に伝わる伝説や昔話だけに、作中には戸田市内の地名や歴史ある建物が数多く登場しています。
例えば「戸田の伝説」の中にある「八まんさまの鐘」。
こちらは、鎌倉時代に建てられたとされる古い神社「美女木八幡社」にまつわる伝説です。
「埼玉県指定有形文化財」にも指定される「美女木八幡社銅鐘」には、「美女木八幡社」の南の方にあった大きな池より掘り出され、鐘をつくと大水が出るという伝説があり、そのエピソードが語られています。
「菓創 季乃杜」が誇る戸田市の銘菓「河童の金さん」は、「戸田の伝説」の中にある「かっぱの金さん」から着想を得て生まれた和菓子であることは有名です。
また、「子安まんだら」では「妙顕寺」建立の話が描かれているなど、現在の戸田市とリンクした話が楽しめるのも「戸田のむかしばなし」ならではです。
「戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-」は9月1日(日)まで!
「戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-」は、2024年9月1日(日)まで開催されています。
「まんが日本昔ばなし」の演出・作画・美術を担当された童絵作家の池原昭治さんが描いた、貴重な「戸田の昔話」の原画が楽しめ、その話の舞台となった地域を知ることもできます。
「昔ばなしなんて小さな子どもの見るものでしょ?」
なんて思わずに、この貴重な企画展を一度覗いてみてはいかがでしょうか?
【イベント情報】
戸田の昔ばなし展 -池原昭治原画の世界-
開催期間:2024年8月1日(木)~9月1日(日)
会場:戸田市立郷土博物館 3階 特別展示室
埼玉県戸田市大字新曽1707
開館時間:10時~16時30分
休館日:2024年8月26日(月)