【多治見市】春の風物詩! 各地で開催される陶器まつりのルーツ「陶祖祭」 餅投げもあるよ♪
多治見は陶器が盛んな街。春になると「陶祖祭」と呼ばれる多治見や美濃の地で初めて窯を開いた陶工(陶祖)の偉業をたたえる祭りがあり、それに合わせて各地で陶器まつりが開催されます。
多治見市内には平野、市之倉、高田、滝呂、笠原に陶祖碑があります(これ以外に小さなものもいくつかあるそうです)。その一つが多治見市役所本庁舎からも近い「金刀比羅神社」にあります。
地元ではこんぴらさんと呼ばれる「金刀比羅神社」があるのは多治見市平野町。なだらかな坂の階段を登ると、陶祖碑のある金刀比羅神社にたどり着きます。
立派な神社。春は桜、秋は紅葉と四季の美しい景色を楽しむことができる場所です。写真撮影時(2024年4月11日撮影)は満開を終えていましたが、多少桜が残り桜吹雪が綺麗な状態でした。
陶祖碑とは、各陶器の産地で初めて開窯した陶工、または中興の陶工(陶祖)のその偉業をたたえる碑のこと。
ここ「金刀比羅神社」にある明治35年(1902年)に建てられた陶祖碑は美濃の陶祖の加藤景光とその子孫である加藤景増の二人をたたえた、美濃で一番古い陶祖碑とのことです。
今回は陶祖祭にあわせて、「陶祖祭 餅投げ」も開催するそうです。
陶祖祭 餅投げ
開催日:2024年4月14日(日)
開催時間:12:00~(小雨決行)
「金刀比羅神社」は高台にある神社。見晴らしもよく、ちょうど今の時期は桜越しに多治見の街が見渡せます。
各地で開催される「陶器まつり」のルーツと言われる「陶祖祭」。餅投げに参加しつつ、陶祖碑にご挨拶してから各地陶器まつりに参加してみるのもよいですね。
金刀比羅(ことひら)神社
住所: 岐阜県多治見市平野町2丁目82番地