【秋田県由利本荘市】本荘藩主・六郷家の菩提寺「永泉寺」で開創400年記念の御朱印頒布中!
こんにちは!地域情報発信ライターの佐藤らなこです。
寺社仏閣めぐりはお好きですか?
私は旅先ではお寺や神社をよく訪れています。そして、拝観の記念に御朱印をいただいています。つい最近、1冊目の御朱印帳がすべて埋まりました。
本荘藩主・六郷家の菩提寺である「永泉寺(ようせんじ)」は今年、開創400年を迎えました。その記念として、参拝された方に特別な御朱印を頒布中であることをつい最近知りました。この御朱印は2023年限定なんだそうです!となると、残すところ約3ヶ月じゃないですか!?
というわけで、早速「永泉寺」に参拝に行ってきましたので、ご紹介いたします。
龍洞山 永泉寺(ようせんじ)
龍洞山 永泉寺(ようせんじ)は、本荘郵便局の隣にあります。本荘合同庁舎からも近いです。JR羽後本荘駅からだと車で約5分、徒歩だと約20分かかります。
永泉寺は、常陸府中から入部した本荘藩主六郷氏の菩提寺として元和9(1623)年に建立されました。つまり、今年は建立から400年という節目の年にあたります。
秋田県有形指定文化財の山門
最初に目に入る立派な山門は、慶応元(1865)年に完成したものです。永泉寺はこれまで二度火災に遭っていますが、山門だけは被災することなく現存しているとのこと。
私は建築や美術には疎いのですが、山門に施された繊細で美しい彫刻には目を奪われてしまいました。お時間ありましたら、どうぞゆっくりご覧ください。
本堂へ
山門を抜けてまっすぐ歩いていくと、本堂が見えてきました。正面ガラス戸に六郷氏の家紋が見えます。
本堂に向かって右手に参拝入口があります。受付時間は概ね8:00~17:00とのことです。なお、法要や行事が行われている時などお参りできない場合もあります。
永泉寺の御朱印
参拝入口を入ると寺務所があります。
御朱印が2種類置いてありました。1枚300円です。
副住職さんがいらっしゃる場合は、お持ちの御朱印帳に直接書いてもらえます。不在の場合やお務めのある時は、このような書き置きで対応されています。
秋田三十三観音の第十番札所でもある永泉寺では、参拝された方で御希望があれば御朱印を渡しているとのこと。(知らなかった...)こちらが通常版の御朱印です。
この日は副住職さんがいらっしゃいましたので、持参していた御朱印帳に直接書いていただきました。日付が入ると参拝した記録にもなり、よりいいですね。
さて、こちらが2023年限定の御朱印です。
冒頭にも書きましたが、今年は永泉寺が開創されて400年という節目の年。その記念の御朱印です。頒布は今年いっぱい(12月末まで)なので、気になる方はお早めに!
四百年の文字がかっこいい!真ん中の朱色の印に「入部四百年記念」という文字と六郷家の家紋が見えます。
3氏が入部して400年、それぞれの菩提寺が開創されて400年ということで、繋がりがあることがわかります。
そこで永泉寺の副住職さんの発案により、この御朱印が作られました。同じく開創400年の岩城亀田の龍門寺と矢島の龍源寺の三寺でそれぞれ頒布しているとのこと。
当然ですが、御朱印の家紋がそれぞれで異なるそうです。実際いただいてみないとわからないので、とても気になります。この機会に三寺をめぐり、本荘、岩城、矢島を周遊してみるのも良さそうですね。
私はまだ龍門寺と龍源寺には行っていないので、今、参拝計画を立てているところです。今年中に行かなくっちゃ!
なお、それぞれのお寺で頒布方法やお代などが異なります。また、法要や行事などで拝観できない場合もあります。御朱印授与を希望される場合は、事前に各お寺に問い合わせてから参拝に向かわれることをおすすめします。
【龍洞山 永泉寺】
住所:秋田県由利本荘市給人町44
電話番号:0184-22-0044
駐車場:あり
公式ホームページ(外部リンク)
※拝観は無料です。
・龍門寺
住所:秋田県由利本荘市岩城赤平向山25
問合せ先:0184-22-1349(由利本荘市赤田の長谷寺)
※ご住職は長谷寺と兼務のため、龍門寺にいらっしゃらないことも多々あるとのこと。
※龍門寺で御朱印が頒布されていない場合、長谷寺でいただけることもあるとのこと。要事前問い合わせ。
・龍源寺
住所:秋田県由利本荘市矢島町城内字田屋の下26
電話番号:0184-55-2233
公式ホームページ(外部リンク)
※ご住職がいらっしゃる時のみ御朱印頒布可。
※現在のところ、書き置き対応はなし。