中秋の名月とスーパームーンの天気は?
中秋無月?雨名月?
9月27日(日)は、旧暦の8月15日にあたり、十五夜、中秋の名月となります。
秋の涼しい夜にお団子を食べながらお月見をするという方も多いかと思いますが、この中秋の名月は「中秋無月、雨名月」などとも呼ばれることがあります。
なぜなら、毎年、名月がやってくる9月中旬~10月上旬頃は、まさに秋雨や台風のシーズンにあたるため、名月が雲に隠されてしまうことが多いんです。ですから、名月が見えない例えとして、そのようにも呼ばれているのです。
実際、ここ数年の天気傾向をみても、全国的に天気に恵まれた中秋の名月はおととし2013年くらいで、その他の年は秋雨前線や台風などの影響を受けて、ある地域では見えていても、全国的に好天に恵まれるような年はあまりありません。
東京に関して言えば、名月の夜によく晴れる確率は約30%程度で、3年に1度程度しか、きれいな名月を眺められない計算となります。
今年はまずまずの名月日和、でも東京は微妙か?
中秋の名月の18時~21時の天気分布予想をみると、秋雨前線に伴う幅の広い雲や雨の範囲は日本の南海上へ南下する見込みで、本州付近の広い範囲で晴天域が広がる予想です。青森、仙台、名古屋、大阪、福岡などは名月日和となる可能性が高いでしょう。
一方、関東地方に注目すると、秋雨前線の雲はかかっていないものの、湿った北東の風が吹きやすい気圧配置となるため、低い雲が広がり、山沿いを中心に雨も計算されています。関東地方では中秋無月となる可能性の方が高く、雲の切れ目から名月が顔をのぞかせるのを期待するしかない予想です。
また、北海道は東部を中心に寒冷前線の雲が広がり、九州南部~沖縄にかけては台風21号の影響で、雨雲が発生する見込みです。これらの地方も厳しいところが多くなるかもしれません。
ちなみに、中秋の名月が地平線から出てくる時間は、東京16時58分、名古屋17時10分、大阪17時16分、福岡17時36分などとなっています。
名月の翌日はスーパームーン
ところで、中秋の名月というと満月というイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。むしろ満月となる年の方が少ないくらいです。
これは少々複雑で、月齢の進み方や月が地球を周回する楕円軌道が一定でないことなどが関係しているのですが、実際に満月となる日は中秋の名月の1日、あるいは2日後ろにずれることが多いのです。
近年で中秋の名月と満月が一致したのは、2011年~2013年で、今度同じ日となるのは2021年となります。
今年も中秋の名月の翌日28日が満月となりますが、この日はちょうど地球が今年最も月に接近するタイミングと一致するため、満月がとても大きく見えるスーパームーンとなります。スーパームーンは満月14回に1回の割合で起こると言われていますので、平均すれば、1年に1回あるかないかという計算になります。
スーパームーンは沖縄で荒れ模様、本州付近はまずまず?
スーパームーンの18時~21時の天気分布予想をみると、まず台風21号が接近する沖縄地方には広い範囲に雨雲がかかり、石垣島などでは大荒れとなるおそれがあります。とてもスーパームーンどころではなくなるかもしれません。
一方、本州付近は比較的晴れる所が多いものの、北日本は上空の寒気や寒冷前線の影響で、曇りや雨の範囲が増える可能性があります。
関東地方はやや雲が広がる可能性はありますが、名月の日に比べれば、晴れ間が広がる可能性が高いと思われます。名古屋、大阪、福岡などは、晴天が予想されています。
ちなみに、スーパームーンが地平線から出てくる時間は、東京17時40分、名古屋17時52分、大阪17時58分、福岡18時19分などとなっています。