世界の百合が見られる「世界の百合広場」 今年の開花は7月上旬くらいからのようです!(札幌市北区)
そろそろ開花かなと思って北区の「百合が原公園」へ。そう、6~7月にかけて、公園名にもなっている「百合(ユリ)」が開花するのでは? お天気もよいことだし、行ってみました。残念ながら「世界の百合広場」のユリはまだ蕾でした。今年は暖かいので、7月上旬に咲き始めるのではということです。
なぜ、「百合が原公園」に「ユリ」?
「百合が原公園」は、札幌市北区の総合公園として、1983(昭和58)年に開園した敷地面積25.4haの公園です。昭和天皇陛下御在位50年記念事業で造成された5.1haの「世界の百合広場」には、この公園のシンボルである約100種類のユリが植えられました。現在は約75種ほどが栽培されています。こんなにたくさんのユリを栽培しているのは、世界中でもここだけではないかといわれています。
エゾスカシユリが開花したよー
「百合が原公園」のホームページには「開花情報」が掲載されていて、6月6日に「エゾスカシユリ、メコノプシス・ベトニキフォリア開花しました」とアップされました。
その情報を目にしたせいか、今日はお天気もいいので、ちょっと見てこようと百合が原公園への「世界の百合広場」に向かいました。
ガーン、まだ全然咲いていない。
「エゾスカシユリ」の次に咲くユリが「オトメユリ」だそうで、これは一部開花したものを見つけましたよ!
順に咲き始めている花たち
ユリは見ることができませんでしたが、公園内にはその時期、その時期に開花する花を見ることができます。
だいたいは名前が添えられているのですが、この花にはついていなかったなー。ピンクが印象的だったのでパチリ!
今だからこそいいチャンス!
ガーデンショップもにぎわっていました。ユリの苗を購入するのにはいいのかもしれませんね。
ユリの花を見ることはできませんでしたが、ユリにまつわるものを発見!
その一つは、公園内をぐるっと巡る列車「リリートレイン」です。1周約1.2kmを約12分かけてのんびりと回るので、沿線の花を車窓から巡ることができます。今日は近所のちびっ子たちが乗っていました。
もう一つは私の大好きな「ゆり根ドラ焼き」です。百合が原緑のセンター温室の券を販売しているところにひっそりと売られています。
西区の「わかさや本舗」というところが作っています。中には白いんげんとゆり根のあんが入っています。
ところで、ゆり根ですが!
ユリの根とはいえ、すべてのユリの根が食べられるものではありません。ユリの多くは灰汁(あく)が多く食用に適さなのですが、灰汁が少ないコオニユリやオニユリ、ヤマユリなど鱗茎を食用に栽培しています。
ホクホクとした食感に、ほんのりした甘さとほろ苦さがあり、関西地方の和食料理店や料亭などに使われることが多い。日本国内生産量の99%が北海道産で、その7割程度が「ようてい農業協同組合(JAようてい)」管内で栽培されています。
私は、今回は「世界の百合広場」のユリの開花には早すぎましたが、7月上旬には一面がきれいにさいているのかな? できれば、ホームページの開花情報を確認してお出かけくださいね。
<百合が原緑のセンター>
*住所:札幌市北区百合が原公園210番地
*TEL:011-772-3511
*開館時間:8:45~17:15
*休館日:毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)
*観覧料:高校生以上130円(中学生以下、65歳以上、障がいのある方は証明書等展示で無)
*詳細はこちらをご覧ください