１月10日は「１１０番の日」です。「１１０番の日」にちなみ、１月６日、黒部警察署では桜井高校野球部３名が一日警察官に委嘱され、映像通報システム訓練への参加や広報活動などを行いました。

１１０番

１１０番は日本の緊急通報番号です。富山県警察では、24時間体制で緊急の事件や事故を受け付けています。

１１０番の日

「１１０番の日」とは、緊急通報番号１１０番の適切な使用を推進するために設けられた日です。

「１１０番の日」を前に、一日警察官に委嘱された高校生が１１０番映像通報システムを使用した訓練に参加しました。

今回の訓練で使用された映像通報システムをご存じですか？すでに運用されている、映像や画像を通報できるシステムのことです。

それでは、詳しく説明します！

１１０番映像通報システム

「１１０番映像通報システム」とは、音声だけでは把握が難しい事件や事故の現場状況を、スマートフォンまたはタブレット端末のカメラ機能を使用して、現場などを撮影した映像や画像を警察に通報することができるシステムです。

１１０番映像通報システム利用時の流れ

1. １１０番通報
2. 送信されたURLにアクセス
3. 事件や事故の現場を撮影し送信

１１０番通報すると、富山県警察の通信指令課という部署に繋がります。内容を受け、通信指令課が映像や画像での通報が適切だと判断した場合、通報者の許可を得て映像や画像を送るためのURLを通報者のスマートフォンなどに送信します。

※原則として、映像や画像を取得した日の翌日から起算して７日間経過後に自動消去されます。

映像通報システムにおける通報者の主な操作

1. URLへのアクセス
2. 留意事項等に同意
3. 撮影・送信

一日警察官を務め、１１０番映像通報システムを利用した生徒からは、「簡単に事故の映像を送ることができた」「映像などを送ることによって警察官の目で状況が確認できるので、迅速で的確な対応ができると思う」との声が聞かれました。
原則、７日間は映像や画像が保存されるので、確認が必要な場合も安心です。

この後、高校生らは、市内のスーパーや携帯ショップなどで「１１０番」の適切な使用などについての広報活動を行いました。

最後に

今回は、緊急通報番号である１１０番についてお知らせしました。

緊急の場合は、ためらわず「１１０番」！そして、緊急性のない生活の安全に関する相談などについては「♯９１１０」におかけください。