「きしめん」と言えば愛知県・名古屋の名物ですが旭川市にも美味しい「きしめん」が味わえるお店があります。

そのお店は、創業80余年の歴史を持つ「北の富士 櫻屋」です。

「北の富士 櫻屋」は、NHK大相撲解説でユニークな語り口が人気の第52代横綱北の富士（本名：竹澤勝昭）のお父さんが経営していた小料理屋が原点です。

その後、北の富士親方の弟さんが2代目社長となり、ちゃんこ鍋専門店「北の富士 櫻屋」をスタート。現在は、北の富士親方の甥にあたる竹澤一樹さんが、社長として調理人として腕を振るっています。

1階と2階を合わせると100席以上もあるという広い店内のあちらこちらには、横綱北の富士の写真や、化粧まわし、トロフィーなどがたくさん展示されています。

夜はちゃんこ鍋や北海道の新鮮な食材を使った一品料理、地酒を楽しむ人でにぎわう「北の富士 櫻屋」ですが、ランチで人気なのはちゃんこ鍋のスープを使った「きしめん」です。

「きしめん」に使われているちゃんこ鍋のスープは、厳選した国産鶏ガラと利尻昆布、わざわざ京都から取り寄せるかつお節などで丸二日じっくりと煮込んだもの。

使用する鶏ガラは、なんと1釜で約300キロとのこと！

そして麺は、特注の手延べ麺をきしめんの本場名古屋から取り寄せています。

コシがあってツルツルの食感の麺に、鶏ガラと昆布や鰹節のうま味たっぷりのスープがよく合います。

これからの寒い季節には最高のご馳走ですよ。

なお、「北の富士 櫻屋」の全国からお取り寄せが可能です。お店のホームページに注文方法が記載されているので、ぜひご利用ください。