家電を安く買う方法6選
生活する上でなにかと必要になる家電。多くの種類があり、金額もピンキリ。なるべくなら安く買いたいところです。
家電はどのように買うと安く買えるのか。
今回は家電を安く買う方法を紹介いたします。
前準備
安く買うのにも確認すべきことがいくつかあります。
現状の機種を知る
難しいかもしれませんが、現状使っている機種について知る必要があります。というのも、家電にはグレードが存在し、同じメーカーの同じ商品でも複数のグレードの商品があり、価格が違います。
たとえば500Lの冷蔵庫は、30万円のものもあれば15万円で買えるものもあります。10年前にシンプルな15万のモデルを購入して、最新の最上位モデルを買おうとすると30万円。
10年前は半分の値段だったからそこまで下げてと言われても無理な話です。
ネットで調べればある程度出てきますが、グレードまではわからないと思うので、家電量販店で聞いてもいいかもしれません。
相場を確認する
まずはほしい家電の相場を確認します。これが分かってないと値引きの目安がわかりません。
10,000円で売っているものを200円まで値引きするのは不可能なので、安いところでいくらくらいなのかは確認すべきです。
価格.comなどが分かりやすいので、それで確認してみましょう。
基本的に価格は
価格.com最安値<家電量販店ネット<家電量販店店舗
のような感じです。
ここでいう相場とは家電量販店のネット価格のことで、最安値の価格を引っさげて家電量販店に乗り込んでも対応されません。
安く買う方法
生産終了前を狙う
家電製品は発売当初よりも、生産が終わる時期の方が安くなります。おおよそ6〜7割程度まで下がります。
家電製品はほとんどの商品が年に1回新商品が発売します。時期は家電によって異なりますが、1年に1回大きく値段が下がるということです。
一例を出すと、発売時に38万円ほどで販売されていたドラム洗濯機が、生産終了前は23万円程度で購入できます。
新製品は商品によって出る時期が異なり、
春…大型冷蔵庫、縦型洗濯機、炊飯器、レンジ
夏…掃除機
秋…ドラム洗濯機、美容家電
冬…エアコン
大体このような感じです。
時期をずらすだけで、値段がかなり変わるので要チェックです。
生産が終わる時期が知りたい場合は、いつ発売したのか調べてその1年後を目安に考えていただければと思います。
しかし、最近の機種では2年周期の機種などもあるので、量販店の店員に聞くのもいいかもしれません。
ネットショップで購入する
そもそもネットで安く買えるものはネットで買うのも手です。ネットで買うことのデメリットは配送設置関係と保証関係です。
美容家電や調理家電、設置がいらない機種に関してはネットで買ってしまっても特に問題ないでしょう。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、意外と店舗での価格がネットとほとんど同じところまで下がることもあるので、店舗を見てみるのもおすすめです。
設置や保証関係もあるので、そういったものは店舗での購入の方がいいと思います。
郊外の店舗を狙う
家電量販店は郊外店舗と駅前店舗があります。
郊外店舗は駅前に比べると売れにくいので、価格を安くしてでも買ってもらうことが優先になる場合があります。
また、変に在庫を抱えている場合があるので、生産が終わった商品が購入できる可能性も高いです。
しかし、店舗によっては売り上げによって値引き額が変動する場合があるので、駅前の方が安くなる場合があります。
こればかりは内部事情を知らないといけないので、なんとも言えません。
価格対抗してもらう
価格対抗は「あっちの店でいくらだったからそれより安くできますか?」と店員にお願いするものです。
価格対抗は基本的に、近隣の店舗で対抗するものになりますので、ネットで見た県外の価格などには合わせないことがほとんどです。
また、店員からすると若干面倒なので、真面目に対応する人は少ないと思います。
「うちではできないので、そっちの店で買った方がいいですよ」や「また他のとこ確認してきてください」などその場で買ってもらおうとしていない従業員の場合は、あしらって店から帰そうとしている傾向にあります。
やりすぎると〇〇カメラ系の量販店では出禁になるので、気をつけた方がいいでしょう。
値引き交渉する
値引き交渉は他店のことを引き合いに出さずに、純粋に安くなるか聞くことです。
値引きの仕組みはその法人にもよりますが、
人が値引きできる金額を持っている
商品でいくらまで引けると決まっている
のどちらかであることが多いです。
値引き金額が店員で決まる場合は、頑張れば安く買うこともできるかもしれませんが、相手の対応次第になります。
商品で下限価格が決まっている場合は、誰が案内しても同じ値段ですが、それ以上下げることができません。
どちらにしても、対応した人次第なので値引き交渉の仕方次第で下がるかが決まります。
「もう少し下がったらいいモデルが欲しいなぁ」
「もうちょっと安くなると嬉しいなぁ」
みたいな感じの方が、下げてあげたいと思うのでそういう人が得をします。
店員と仲良くなる
値引きは店員の裁量で決まります。
ということは値引きしたいと思わせれば勝ちです。
ただ単に仲良くなれば下げてくれる人が多いです。
一度仲良くなれば、その後に購入するときは最低の価格で案内してくれたり、上にかけ合って値引きしてあげたりする人が多くなります。
毎回行く店と頼む人を決めていると、安くしてもらいやすいです。
ただ、初期の人選を間違えると「あの客は高くても買うから値段盛っておくか」ということにもなるので注意が必要です。
歴が長そうな人や、The販売員みたいな人はわりと高いまま売ったり、プラスで何かを売るプロなので、知識のある若者みたいな人やただの家電好きみたいな人がおすすめです笑笑
間違った価格交渉
間違った価格交渉で、相手にされない客の特徴を紹介しておきます。
いつも買ってるアピール
これは本当に買っていれば有効かもしれませんが、不発に終わることが多いです。ポイントカードや会員アプリがあると、瞬時に購入履歴が確認できます。
一瞬でどんなものを買っている人かわかります。
電池やプリンターのインクしか購入履歴がなく、大型家電を買っていない人なのか、大型家電なども継続して買ってくれてる人なのか分かります。
家電量販店ではその人の購入履歴で、価格を無理に下げる必要がある人かどうか判断する場合があります。
わざわざいつも買ってるなんて言わない方がいいと思います。
主導権を握るために高圧的に
勘違いしている人で高圧的に言って主導権を握る人がいますが、下げなければ店員側の勝ちです。
最終的な判断はこちらでするので、高圧的に話されると下げる可能性は無くなります。
他店の話をする
よく「あの店ではいくらだったけど」や「いつもは別なとこで買っている」などと言う人がいます。
買ってもらいたいときは自社の客にするために頑張るかもしれませんが、めんどくさい人だと対抗できないと言って帰すだけです。
まとめ
ということで今回は、家電を安く買う方法を紹介しました。結局1番は店員と仲良くなることだと思います。仲のいい人には、高い時期に来たら売らずに安くなる時期を教えますし、自社が高ければ他社を案内します。
いい従業員を見つけて、仲良くなるのがいいと思います。
ちなみに「〇〇つけておきます」は、多くの場合不正のニオイがするので警戒した方がいいと思います。