【加古川市】チェントクオーレハリマって知ってる?播磨からJFLを目指すサッカーチームを取材しました!
播磨地域を本拠地としたサッカークラブ、Cento Cuore HARIMA(チェントクオーレハリマ)。2020年にバンディオンセ加古川から改名しました。現在も本拠地は加古川市です。
加古川に住んでいるけど、実はよく知らない……そんな人もいるかもしれません。私も実はそのひとりです。
日岡山公園グラウンドでの練習にお邪魔して、チェントクオーレハリマ代表の大塚さんにチームについていろいろ教えていただきました!
Cento Cuore HARIMAはこんなチーム
Cento Cuore HARIMAは、兵庫県播磨地域をホームタウンとするサッカークラブ。現在、関西サッカーリーグに所属しています。
チーム名はイタリア語で、Cento(チェント)は100(たくさんの象徴)、Cuore(クオーレ)は心を意味し、「たくさんの人々の心が一つに集い、兵庫・播磨地域を代表したクラブになる」という思いが込められています。
加古川運動公園陸上競技場、日岡山公園グラウンドなどでホームゲームを行っています。
2021年10月からは佐野裕哉監督体制。
選手は全員アマチュア契約で平日午前の練習後、昼からは協力企業で働いています。
2022年シーズンのチームの目標はJFL昇格です!
J1から数えると5番目にあたる地域リーグの一つである関西サッカーリーグ。ここを勝ち抜いたチームが出られる、11月開催の全国地域サッカーチャンピオンズリーグの結果次第でJFL昇格が決まります。
JFLの先にはJ3・J2・J1と続くルートがあります。地元のチームが上がっていく可能性があると思うとワクワクします。
2022シーズンの試合日程(2022/05/10時点)
4月から今シーズンの公式戦が始まっています。記事執筆時点で関西サッカーリーグは首位、天皇杯は兵庫県代表としての出場が決定しています!
最新の情報はクラブ公式サイトからご確認ください。
関西サッカーリーグ(8チームで争う)
- 4/10(日) AS.Lalanja Kyoto 14:00 五色台運動公園アスパ五色メイン ○ 2-1
- 4/17(日) FC.AWJ 11:30 五色台運動公園アスパ五色メイン △ 0-0
- 5/15(日) 飛鳥FC 13:30 橿原公苑陸上競技場
- 5/28(土) アルテリーヴォ和歌山 14:30 日岡山公園グラウンド
- 6/4(土) おこしやす京都 14:00 アクアパルコ洛西
- 6/11(土) 守山侍2000 14:00 日岡山公園グラウンド
- 6/18(土) レイジェンド滋賀 14:00 野洲川歴史公園サッカー場ビッグレイクC
- 7/3(日) AS.Lalanja Kyoto 11:30 きしろスタジアム
- 7/10(日) FC.AWJ 15:00 五色台運動公園アスパ五色メイン
- 7/17(日) 飛鳥FC 14:00 神戸市しあわせの村
- 8/27(土) アルテリーヴォ和歌山 14:00 紀の川桃源郷運動公園
- 9/3(土) おこしやす京都 11:00 J-GREEN堺 人工芝F
- 9/10(土) 守山侍2000 14:00 野洲川歴史公園サッカー場ビッグレイクB
- 9/18(日) レイジェンド滋賀 14:00 淡路佐野運動公園2
第25回 兵庫県サッカー選手権大会 兼 天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会兵庫県代表決定戦
- 準決勝 4/24(日) 関西福祉大学 11:30 五色台運動公園アスパ五色メイン ○1-1(5PK3)
- 決勝 5/7(土) FC.AWJ 14:00 五色台運動公園アスパ五色メイン ○2-0
天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会
- 1回戦 5/22(土) 鈴鹿ポイントゲッターズ(三重県代表) 13:00 三重交通Gスポーツの杜鈴鹿
天皇杯1回戦ではカズこと三浦知良選手が所属している鈴鹿が相手です! 勝ち上がると2回戦は6/1に横浜F・マリノス戦!
5/28(土)の日岡山公園での試合はムサシオープンデパート朝市も同時開催!
5月28日土曜日には、日岡山公園グラウンドでチェントクオーレハリマのホームゲームがあります!
さらにこの日は、チェントクオーレハリマスポンサーの株式会社ムサシが試合に合わせて、ムサシオープンデパート朝市をグラウンドの周りで開催する予定です!
大塚さんにチェントクオーレハリマの試合の見所を尋ねると「チームのまとまり、一体感を味わってほしいです。出ていない選手も一緒に戦っている雰囲気を感じてもらえると思います。泥臭く走り回り、真剣にやっている姿を見に来てほしい」と仰っていました。
関西サッカーリーグの公式戦が加古川で開催される貴重なチャンスです。ぜひ足を運んで、応援しましょう!
朝市に遊びに行くついでに雰囲気を感じるだけでもぜひ!
サッカークラブをまちの資源に
チェントクオーレハリマのスポンサーページには地元企業の名前がたくさん並んでいます。ユニフォームやトレーニングウェアなどにスポンサーロゴが付いています。
大塚さんによると、理念に共感して応援してくれる企業が増えてきたそうです。
他のチームを見ていてもサッカークラブがまちの資源として活用されてきたところが、上位リーグに昇格するケースが多く、「チェントクオーレハリマもまちの資源として認めてもらえるようになりたい、サッカークラブでまちの不足部分を補いたい」と仰っていました。
サッカーの試合は分かりやすく、観戦人数も多く受け入れられます。Jリーグの試合なら毎週開催され、相手チームのサポーターも多く訪れます。
たくさんのサポーターが県内外から播磨・加古川に来て、サッカーやグルメを楽しんで帰る。考えるだけで楽しみになりませんか? 大きな観光資源の乏しい加古川に人が集まるきっかけを作れるって凄い話です。
またサッカークラブ発信で、野球やバスケなどいろんなスポーツが盛んになるような存在も目指しているそうです。
ただサッカーをするだけじゃなく、地域に根づいた活動を幅広くして、まちを盛り上げようという姿勢を感じました。
選手たちにも理念を共有し、20人以上が3年目を迎え、同じ意識を持った根っこがしっかりしたチームになってきたそうです。
取材中、近くを通るたび、どの選手にもハキハキと挨拶していただいたのが印象的でした!
今回、取材するまで、チェントクオーレハリマがここまで地域への想いを持って活動していることを、恥ずかしながら知りませんでした。
もっと多くの人に知ってもらいたい、応援してもらいたいという気持ちで記事を書きましたが、いかがだったでしょうか?
5/28・6/11に日岡山公園グラウンドに少しでも足を運んでくれると嬉しいです。一緒に応援しましょう!