【富士市】賞味期限は数分間!? キッチンカーのモナカ屋さん《ネコと和菓子 hachi》
キッチンカーといえば、ハンバーガー、クレープ、フライドポテト、お弁当…というイメージがありますが、今回ご紹介するのは和菓子!
しかも、最中(もなか)屋さんなんです。
ネコをテーマにデザインされた、とっても可愛いモナカです。
ネコと和菓子 hachi
キッチンカーの営業なので不定期出店ですが、最近は富士市錦町で出店が増えています。
※場所はパン・ド・カフーさん(@paindekafuu)さんの向かいにある空き地です。
「見て見て、これかわいい!」と、思わず人に伝えたくなるモナカですよね。
店主さんが以前飼っていた猫がハチワレ(頭の模様が八の字になっている)だったことから、店名は《ネコと和菓子 hachi》と名付けたそうです。
なぜ和菓子?
店主さんは、大の猫好き。商売を始めるにあたって、まず「猫の形をしたお菓子を作って販売したい!」という強い思いからスタートしたそうです。
静岡県東部地区で猫の形の食べ物を作っているお店がほぼ見当たらなかったこともあり、「猫の形で、可愛くて、ちょっと珍しいものを売るお店」にしたかったようです。
キッチンカーの和菓子屋さんはとても珍しいと思うのですが、店主さんは清水区の興津で仕事(本業)をされていることから、興津に縁のある餡子を使って商売を始めることにしたそうです。
メニューはこちら
こしあん&アイスのもなかをいただきました
今の時期は、やっぱりアイスクリーム!
取材日は静岡市が40度を記録した日で、立っているだけでフラフラするほどだったので、アイスクリームとあんこの甘さ&塩気に助けられました。
このアイスクリームもこだわりの品種だそうです。
賞味期限は数分間!?
モナカの皮は、東京の老舗和菓子店に特注しているそうです。
パリッとしていて、噛むと口の中にモナカの皮の香りが広がります。
モナカの皮ってこんなに美味しいものだったの!?と驚きました。
店主さんより:
◎お伝えしたい事◎
当店の最中はサクッとした食感や香り、餡子の味わいを大切にしています。
時間が経つと最中の香りも薄くなり皮もしんなりして餡子の味も落ちてしまいます。
その為、お持ち帰り用の容器などは用意しておりません。
ご不便をおかけしてしまいますが出来立ての1番美味しいタイミングで召し上がっていただけますと幸いです。
ネコと和菓子 hachi
食べてみたら、出来立てが一番美味しいという店主さんの言葉の意味がよくわかります。この「パリッ」を味わってこそです。
ぜひ皆さんも出来立てのモナカを楽しんでください。
底のほうに使われている皮にも猫の可愛い焼き印があるのですが、ぜひ実際に注文して確認してみてくださいね。
あんこも厳選に厳選を重ねました
静岡市、富士市、沼津市などの製餡所を何件も何件もまわり、富士宮市でやっと納得のあんこに出会えたのだそうです。
富士山に源流がある富士宮市と、南アルプスに源流がある静岡市では水が違うので、食べ比べるとあんこの味が違ってくるんですって!
『結局富士宮市の北川製餡所に辿り着きました。
富士山の水を使ったあんこは香りが良く、口当たりがまろやかなんですよ。』
とのこと。
そんな違いがあるなんて、初めて知りました! 食べ比べてみたいものです。
期間限定商品
季節によって変わるメニューもあります。
さくらあん、抹茶あんなども登場予定。
冬になったら、あんバターやお汁粉なども検討中だそうです。
店主さんとの猫トークも楽しい
生粋の猫好きがここにいますよ!
ぜひ待っている間に店主さんとの猫トークで盛り上がってください。
まるかわ製茶の美味しい水出し緑茶は、和菓子とよく合う味わい。
20年以上前から農薬不使用・有機栽培に力を入れているのだそうです。
保護猫への寄付もしています
収益の一部は保護猫活動に寄付をされています。
寄付先は、富士市石坂にある「猫カフェ ロゼッタ」さん。
店主さんの家の猫もロゼッタ出身だそうです。
7月の出店予定
今月はちょっと少なめ。
7月19日(金) 谷島屋書店 富士宮店 (富士店ではありません。ご注意を!)
7月26日(金) すずしげキッチンカー (沼津市)
錦町の出店場所
ぜひ、出来立ての最中のおいしさを知ってください!
《ネコと和菓子 hachi》
富士市 富士宮市 沼津市などを中心にキッチンカーで移動販売。
最新情報はinstagramでご確認ください。
@cat.and.wagashi
連絡先はinstagramのDMへお願いします。