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普通の人なら「まず100%気付かない」住宅街のど真ん中にある「入り口すら分からない謎の森」藤沢市

ころんころライター(藤沢市)

【プライスレス藤沢】

~藤沢の魅力を再発見~

藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。73カ所目は藤沢市藤沢にある『田村の杜(もり)』です。※「杜」とは人の手で作られた特定の目的をもった森のこと。ここでは「森」に置き換えず名称通りに使用します。

先日、GoogleMap上で見つけた『田村の杜』。

「住宅街のど真ん中にこんな場所が?」と不思議に思い、さっそく訪ねてみることに。

しかしこの「杜」に関する情報は皆無。「杜」自体が道路に面していないため、入り口もわかりません(住宅街をグルグルと15分以上歩き回りました。汗)。『田村の杜』に面している住宅の住民以外は存在にすら気付かないでしょう...。

『田村の杜』へスマートに行くには、県道43号藤沢厚木線から『セブンイレブン藤沢4丁目店』の角を北に進み、ひとつ目の十字路(藤沢312号線)を「藤沢本町駅」方面に50メートルほど歩きます。

すると民家の間にこのような袋小路があります。突き当りに小さな黄色い案内板が見えるでしょうか。

※周辺は民家です。訪れる際はマナーを遵守ください。
※周辺は民家です。訪れる際はマナーを遵守ください。

この案内板の左手に広がるのが『田村の杜』。そこには...

地面が見えないほど草が生い茂った小さな「杜」(広場といった感じも...)がありました。

「杜」の少し先まで進んでみましたが、ご覧の通り足元が見えず中ほどで進行を断念(段差や謎の生き物?に要注意)。見渡す限りでは遊具やベンチなどはなく、長らく手付かずの状態と思われました。

この「杜」について調べると、10年位前まではベンチや遊具があったもよう。今は「保全」中心の場所となっているのだとか。市内三大谷戸(「遠藤笹窪谷」「川名清水谷戸」「石川丸山谷戸」)のような大規模な保全認定地域ではないけれど、住宅街のど真ん中にも貴重な自然環境が残されていました。

『田村の杜』のすぐ近くには、“老舗の昭和ナポリタン”が楽しめる『Café 凛(カフェりん)』や、“神と呼ばれる惣菜パン”を売る『JACOMO'S a Bakery(ジャコモズアベーカリー)』があります。

写真上『Café 凛(カフェりん)』の「ナポリタン」、写真下『JACOMO'S a Bakery(ジャコモズアベーカリー)』の「明太子ポテトフランス」
写真上『Café 凛(カフェりん)』の「ナポリタン」、写真下『JACOMO'S a Bakery(ジャコモズアベーカリー)』の「明太子ポテトフランス」

機会があればぜひ訪ねてみてくださいね。

基本情報
『田村の杜(もり)』
住所:藤沢市藤沢
※駐車場は無いため、行かれる際は公共交通機関をご利用ください。
※周辺は民家です。訪れる際はマナーを遵守ください。

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所近く。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※「毎週日曜の20時10分」に約1週間分の記事をまとめてお届けする「LINEでの配信」がスタートしました。ご登録いただくと藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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