ひと気のない住宅街で見つけた「謎過ぎるマンホール」撮影中、目の前の家から住人が出てきて.../藤沢市
【プライスレス藤沢】
~藤沢の魅力を再発見~
藤沢市内で見つけたプライスレスな情報シリーズ。74カ所目は藤沢市西富にある『空気弁 横須賀市(マンホール)』です。
「遊行寺坂上」交差点から善行方面へ北西に100メートルほど歩くと、民家の前にこのような指標?を見つけました。
「海」?
あちらにも。
波模様?とわずかに「海」と見える石が...。まだあります。
さらに北西に進むと、このようなゲートが出てきました(なんだかワクワクしてきたぞ)。
ゲートの先はかなり急な下り坂となっていました。坂のてっぺんから望遠カメラを構えると、この道がどこまでも真っすぐに続いていることがわかります。
その時、ふと手前に写るマンホールに視線を下ろし固まる筆者(...?!)。
これは…と思いシャッターを切っていると、偶然目の前の家から住人が出てきて「あ、そのマンホール?不思議よね、なんなのかしらね?!」と筆者に話しかけ去っていきました(近隣住民もその謎を知らないようす)。
思わず写真を撮ったマンホールがこちらです。
「空気弁 横須賀市」と書かれています。「横須賀市」...って、この場所は藤沢市のはずだけど…ここだけは横須賀市なの?
実はこの道、通称「水道みち」「横須賀水道みち」「横須賀水道道路」と呼ばれる歴史ある道路。
1918年、横須賀海軍に水を供給するため、宮ケ瀬ダム付近から約53Kmの水道管が通されたのがきっかけでできた道で、神奈川県愛甲郡愛川町・厚木市・海老名市・綾瀬市・藤沢市・鎌倉市・逗子市・横須賀市を横断しています。
また「水道みち」は水源からできるだけ最短距離になるよう計算されており、比較的真っ直ぐに作られているのだとか。藤沢市内の御所見エリアから村岡エリアを横切っています。
ちなみに、先ほどの「海」と彫られた謎の石は「旧海軍の境界標石」。なんだかロマンを感じる歴史遺産ですよね。
下り坂を進むと、左手には『湘南ふじみ霊園』、右手には『大鋸運動公園』が見えてきて国道1号線にぶつかります。この道は関係者以外車両進入禁止ですので、徒歩で散策してみてくださいね。
基本情報
『空気弁 横須賀市(マンホール)』
住所:藤沢市西富
※周辺は民家です。訪れる際はマナーを遵守ください。
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