靴を並べない子の5つの特徴【現役教師が解説!】
ある日の下校時間。教室から廊下に出たら、もうびっくり。靴箱の前が大変なことになってるんです。靴が脱ぎ散らかされて、まるで靴の運動会。片方は靴箱の上、もう片方は廊下の真ん中。思わず「あらら」って声が出ちゃいました。
みなさんのお宅でも、玄関が靴だらけになってることありませんか?「何度言ったらわかるの!」って、つい声を荒げちゃうこともあるかもしれません。でも、ちょっと待って。実は、靴を並べない子にも、それなりの理由があるんです。
今回は、20年近く子どもたちと向き合ってきた私の経験から、靴を並べない子の特徴を5つ挙げてみます。「うちの子、まさにこれ!」って思われる方も多いんじゃないでしょうか。一緒に見ていきましょう。
靴を並べない子の5つの特徴
1. 忙しがり屋さん
「早く遊びに行きたい!」の一心で、靴を脱ぐのに精一杯なんです。「先生、鬼ごっこ始まっちゃう!」って言いながら、靴を投げるように脱ぐ子がいます。急ぐ気持ち、わかるんですけどね。
2. 興味の対象が違う
靴を並べるより、もっと楽しいことがたくさんあるんです。「ねえねえ、今日ね...」って友達と話に夢中で、靴のことなんて頭にありません。
3. 細かいことが苦手
靴を揃えるという「小さな作業」が、実は大きな壁になってるんです。字を丁寧に書くのが苦手な子、大抵靴も揃ってないんです。不思議ですよね。
4. 全体を見る力が発達途中
自分の靴が周りの人の迷惑になるって、まだピンときてないんです。「だって、後でまた履くんだもん」なんて言う子もいます。それはそうなんだけど...ってなります。
5. 忘れっぽい
靴を揃えるっていう習慣が、まだ身についてないんです。「あれ?靴どこだっけ?」って毎朝探してる子。だいたい昨日脱いだその場所にあるんですよ。
まとめ
いかがでしたか?「うちの子、全部当てはまる!」なんて思った方も多いんじゃないでしょうか。でも、大丈夫です。これって、成長過程の一つなんです。
大切なのは、叱るんじゃなくて、どうしたら靴を揃えられるようになるか、一緒に考えること。「靴を揃えるとカッコいいよね」とか「みんなが通りやすくなるんだよ」って、ポジティブに伝えてみるのはどうでしょう。
最後に、保護者の皆さんにちょこっとアドバイス。靴が揃ってないからって、イライラしちゃうこともあるかもしれません。でも、「今日は昨日より揃ってるね」って、小さな進歩を認めてあげてください。その言葉が、子どもの自信になるんです。
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