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復帰のオ・ジファンが2試合連続の2打点 春先にはキャプテンの座を自ら返上<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
2試合連続2打点のオ・ジファン(写真:LGツインズ)

14日のKBOリーグは韓国南部の2試合が雨で中止。3試合が17時開始で行われた。

ハンファイーグルス-LGツインズ(テジョン)はLGが8-4で逆転勝ちし連勝。5番のオ・ジファンが5打数3安打2打点を記録した。

オ・ジファンはきのう13日に続いての2打点。2本のタイムリーはいずれも野手の横を抜く、運も味方した当たりだった。

オ・ジファンは5月30日に右手首の捻挫で故障者リスト入り。離脱中に左太もも痛を併発し1ヶ月以上戦列を離れていたが、今月11日に1軍に復帰した。

チームの看板選手のオ・ジファンは、昨年の韓国シリーズMVP。チームの29年ぶりのシリーズ制覇の立役者となった。

3年続けてのキャプテンとしてスタートした今季だったが、4月途中に「力不足」と自ら主将交代を要請。キム・ヒョンスにバトンを渡した。

今季のオ・ジファンは58試合に出場し打率2割5分、2本塁打、20打点。復帰後4試合では16打数6安打4打点を残している。

映像:7回のLGの攻撃(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇7月14日(日)の結果

・トゥサン 2 - 6 サムスン(チャムシル)

 勝:イ スンヒョン#20

 敗:イ ヨンハ

・ハンファ 4 - 8 LG(テジョン)

 勝:ケリー

 敗:ワイス

・KIA 13 - 4 SSG(クァンジュ)

 勝:チャン ヒョンシク

 敗:ノ ギョンウン

・ロッテ 中 止 KT(プサン)

 勝:

 敗:

・NC 中 止 キウム(チャンウォン)

 勝:

 敗:

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「先発イ・スンヒョン、勝ち投手は2番手のイ・スンヒョン」

サムスンライオンズがトゥサンベアーズに勝利。サムスンは先発のイ・スンヒョン(22)が6回途中2失点で降板。試合はサムスンが7回に逆転し、2番手で1回1/3を投げたイ・スンヒョン(32)が勝ち投手になった。

2人は同姓同名で、先発したのは背番号57の左腕。2番手投手は右投げの20番だ。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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