「ゆで卵の黄身が黒い」←「食べても大丈夫?」料理人の回答に…『もっと早く知りたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「ゆで卵」は好きですか?
ゆで卵は、サラダにのせたり、お弁当に入れたりと、とても便利な一品ですよね
しかし、まれに「黄身の表面が黒っぽくなっている」こと、ありませんか?
『これ、食べても大丈夫なの?』と心配になったことがある方も多いのではないでしょうか。実は、この「黄身が黒い」という現象には、ちゃんとした理由があるのです!
今回は、調理師免許を持つプロの料理人である私が「黄身が黒くなる原因」について詳しく解説していきます。
また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、アンケートを取ったところ、なんと92%の方が「もっと早く知りたかった!」と回答してくださいました!
『なんで黒いんだ?』と疑問に思った方はぜひ最後までお付き合いください。
今回の目次
- ゆで卵の黄身が黒い…食べても大丈夫?
- 黒くなる原因とは?
- ゆで卵の正しい茹で方(黒くならない)
- まとめ
ゆで卵の黄身が黒い…食べても大丈夫?
結論から言うと、
結論:食べても問題ありません!
でも、一体なぜ黄身が黒いゆで卵ができてしまうのでしょうか?
黒くなる原因とは?
ゆで卵の黄身の周りが黒ずんでしまう原因は、「ゆで時間が長すぎる」ことにあります。
卵を15分以上ゆでると、卵白に含まれるタンパク質の一部が熱によって分解されはじめます。その結果、「硫化水素」という物質が発生し、これが黄身の鉄分と結びつくことで、黄身の表面に黒っぽい層ができてしまうのです。
さらに、火加減が強すぎる場合も、この反応が促進されやすくなります!
長時間の加熱と高温が重なることで、見た目だけでなく、黄身の食感や風味にも影響を与えることがあります。
ですが、心配はいりません!
先ほどもお伝えした通り、黒ずんだゆで卵は問題なく食べることができます!ただ、見た目が気になったり、食感を損ないたくない場合は、「正しいゆで方」を心がけることが大切です。
ゆで卵の正しい茹で方(黒くならない)
ゆで卵の黄身の周りが黒ずんでしまうのを防ぐ方法として、重要なのは「ゆで時間を適切にすること」です。
長時間ゆでると「硫化水素」が発生しやすくなり、卵黄の鉄分と結びついて黒ずみが生じるため、加熱しすぎないことがポイントです!
どんなに長くても、12~15分以内にゆでるようにしましょう。
この時間を守るだけで、黄身が黒くなるリスクをぐっと減らすことができます!
まとめ
- ゆで卵の黄身が黒くなっても、食べても問題ありません。
- 黄身が黒ずむ原因は、「長時間の加熱」や「高温」での調理にあります。
- ゆで時間の目安は、12~15分以内が理想的です。