ひたち親子の広場は、様々な“遊び”をとおして子どもたちの健やかな成長につながる経験の場の提供や、子育て中の悩みや、孤独を抱える大人たちにとっても拠り所になるような、親子で楽しみながら成長を育む活動をしています。

『ひたち親子の広場』は、1,984年に『ひたち親子劇場』として活動が始まり、2,000年に特定非営利法人（NPO）格を取得。2010年には『ひたち親子の広場』に名称を変え、今年で活動40周年を迎えました。

現在は、季節の遊びをとおしたコミュニケーション力の向上を育む『創造活動』、子育て講座や講演会、ワークショップ等を行う『子育て支援』、プロの舞台や生のコンサートなどの『鑑賞活動』を中心に活動しています。

『ひたち親子の広場』活動について

言葉だけでは分かりにくい活動内容を、写真を見ながら交えてご紹介します。

■創造活動

11月は助川山市民の森でハイキングを行いました。子どもたちも元気に頂上まで登ることができました。

忍者の格好をして忍者になりきり、様々なミッションをクリアしていきます。毎年人気のイベントです。

自宅ではなかなかできない大きな流しそうめんです。美味しく楽しいイベントですね。

子ども達だけで実際に物を販売する子どもお店屋さん体験をしました。

創造活動では上記のような、家庭の中だけでは味わえない遊びや自然体験、表現活動などを楽しく行いながら、人との関わり方やコミュニケーション力を自然に楽しく高めるような、“遊びの場”を提供しています。

■子育て支援活動

子育て支援活動では、子ども達が自分の身を守るための“知識”を身につける紙芝居や、子育てについての講座や講演会を実施しています。

■鑑賞活動

鑑賞活動では、プロによる生の舞台人形劇やコンサートを鑑賞することで、心の豊かさを育み“生”で見ることの素晴らしさを現代の子どもたちに伝える活動をしています。

どれも楽しそうで素敵な活動ですね。上記の活動以外にも、大人の仲間作りの場として、リコーダーアンサンブルの演奏会やハイキングなども行っているそうですよ。気になる方は、気軽に問い合わせしてみてくださいね。

今後のイベント

2024年度のイベントとして、1月には会員限定のかき初め教室を行います。

会員以外の一般の方でも楽しめるイベントも企画しており、２月2日（日）には茨城県県北生涯学習センターで身の回りの物を使った不思議な創作楽器のコンサートや創作楽器体験ができる『創造楽器の音楽会』を開催します。イベントの詳細や会員については、ホームページをご確認ください。

『たくさんの感動が子どもの心を育てます』

活動を続けてきて40周年を迎えた、ひたち親子の広場。時代と共に、子育ての環境は常に変化していきますね。筆者が幼い頃は、当たり前のように母が自宅にいて、学童を利用することもなく、長期休暇も当たり前のように近所の子と遊んで過ごしていました。

そんなのびのびと暮らしていた筆者の子ども時代ですが、現在は共働き世帯が多く、早い子は0才から保育園に通い始めます。一方では、家での子育てをしている方は、ご近所付き合いが減った現代では、家で誰に聞くわけでもなく一人で子育てに奮闘する日々を過ごすという人も多いのではないでしょうか。

一人では分からずもやもやしていることも、一歩外に出て話をしてみると、意外とみんな同じような悩みを抱えていることが多いことに気付き、安心したりするものです。

ひたち親子の広場では、親子で無理なく楽しめるイベントや講座などを企画していますので、気軽に問い合わせや事務所にお話しを聞きに訪れてみてください。子育てのベテランなスタッフが力になってくれますよ。