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【犬の健康】数字で知ろう!異常と正常【猫の健康】

犬猫の体調や異常は「なんとなく元気がない・・・」など感覚でしか表現できないものもありますが、

数字で異常・正常がわかるものもあります!

異常と正常が数値でわかることで、

危険度の把握

にもつながり、不調の早期発見や健康管理にも役立ちます。

この記事では数値で分かる〈異常と正常〉についてご説明します。

呼吸数

犬:10~30回/分

猫:20~30回/分

寝ている時など安静時での目安

呼吸の数え方は

吸って、吐いてを 1セットとして数えます。

興奮したり暑くもないのに40回を超える時は異常です

すぐに病院へ行きましょう!

体温

犬:37.5~39.2度

猫:38.0~39.2度

〈体温の測り方〉

直腸で測ると正確ですが、自宅では非接触の体温計で耳の内側などを測り、熱を知っておくことで充分だと思います。

直腸で測る時は先が曲がる動物用の体温計が一般的です。

37.2度以下で低体温、40度以上で高熱

命の危険も考えられます。

心拍数

小型犬:60~120回/分

大型犬:40~90回/分

猫:120~200回/分

とかなり幅があります。

子犬は220回以下なら正常です。

〈心拍数の測り方〉

胸を触り、心臓の拍動を数える。

または後ろ足の付け根に指を置いて数えます。

毛細血管再充満時間

毛細血管再充満時間(CRT) は循環機能の状態を知る為の簡易的な検査のことです。

〈CRTの測り方〉

歯ぐきを指で押すと押した部分が白くなります。その部分が元の色に戻るまでの時間を測ります。

2秒以上かかる場合は脱水や血圧の低下ショック状態などの可能性があります。

飲水量

約50ml/1kg

犬はもう少し多め、猫はもう少し少なめなこともあります。

〈飲水量の測り方〉

最初に水の量を量り、24時間後に減った量を量ります。

食事からも水分を摂っているので目安と考えましょう。

1kgあたり100ml を超える場合は多飲です。

飲む量とともに尿量もチェックしましょう。

うちの子の〈いつも〉を知ろう

今回お伝えしたのは一般的な平均値なので

うちの子のいつもの数字

を知っていつもと比較することが大切です。

《一生困らない育て方》教えます! 愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのトレーナーです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート!フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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