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【ホークス新人名鑑・Q&A】1位のイヒネ・イツア、将来像は“ショートを守る柳田悠岐”

田尻耕太郎スポーツライター
入団発表に臨んだ際のイヒネ内野手(筆者撮影)

 イヒネ・イツア内野手。背番号36。名古屋市立中根小(瑞穂イーグルス)~名古屋市立萩山中学校(東山クラブ)~誉高校。愛知県出身。右投左打。

 身長184cm、体重82kgの大型ショート。守備は高い運動能力と強肩で広範囲をカバー。打撃は柳田悠岐選手を理想とし、柔らかなスイングで大きなフォロースルーも魅力。目指すはショートを守る柳田選手。攻守にスケール感ある希少な素材。

 性格は負けず嫌い。好きな食べ物はタイ焼き、大判焼、あんぱん。嫌いな食べ物は生魚。長所は思いやりのある行動ができるところ。趣味は映画鑑賞。

【一問一答】

――入団会見で今宮健太選手からメッセージビデオがあった。

「野球のプレー以外で怒られないように、気をつけてやっていこうと思います」

――挨拶はしっかり。

「それはずっと野球部でやってきているんで、気を抜いたところで怒られないようにしたいです」

――自身のユニフォーム姿はどうですか?

「格好いいユニフォームなんで、もっと似合う選手になりたいですね」

――背番号36。

「ファンに愛される牧原大成選手が着けていた番号。僕も愛される選手になりたいです」

――将来的に希望の背番号は?9番とか?

「ちょっと着けてみたい気持ちはあるんですけど、それに見合う選手になれるように頑張らないといけないんで」

同期20名のドラ1「負けないように」

――人生の転機は?

「高校で野球部に入ったので、プロになれました。高校で入ってなかったらなれてなかった」

――誉高校の野球部で学んだこと。

「私生活とかも結構学びましたし、フィジカルトレーニングもやっていたのでだいぶ強くなりました」

――同期20人のドラフト1位の重みは?

「すごくいい選手ばかりなので、負けないようにっていう思いだけですね」

――甘党だけど「博多通りもん」は食べた?

「前に福岡のテレビ局の方が差し入れで持ってきてくれて、食べて美味しかった」

――同期の印象は?

「面白い人たちばかりなので仲良くなれそうです。(一番面白いのは)吉田賢吾さんじゃないですかね。大学でキャプテンやっていて話が上手いです。僕は(ムードメーカーになるのは)ちょっと、時と場合によるんじゃないですかね」

――もともと知り合いは?

「山下恭吾は中学校の時に対決していたみたい。クラブチームの全国大会で対戦していました」

――誉高校のOBでホークスに先輩がいる。

「伊藤大智郎さんですよね。知ってます」

――ファンから呼ばれたいニックネームは?

「こう呼んでくださいというのはなく、もう好きに呼んでくださいって感じです」

――アンケートには『イッツァ』と。

「僕の名前はイツアなんですけど、みんなイッツァって呼んでくるので、そう書きました。好きなように呼んでほしいです」

――1年目から一軍に?

「チャンスがあれば掴んでいくっていう気持ちでやっていきます」

――入団会見ではマイクを忘れて喋ってた。

「マイクがあるのは分かっていたんですけど、使うものなのかな、と思って」

ショートは「華のあるポジション」

――会ってみたい人は?

「イチローさん。何か1つ聞けるとしたら『僕の指導してくれますか?』ですね」

――ショートで勝負したい?

「やれって言われたポジションでやるつもりなんで、ショートしかやらないとかはないです」

――投手経験は?

「1年もやってないです。半年だけです。1年生の10月から2年生の4月まで。そこから外野に戻って、6月にショートに。基本はずっと外野、センターでした」

――ショートは難しい?

「華のあるポジションをやらせてもらっているので楽しいです。めちゃくちゃ苦労はしました」

――合同自主トレの始まる1月までの過ごし方は?

「体の強さだったり柔軟性を上げて、体幹とかいろんな面で底上げしていきたい」

――ショートの今宮選手の映像見たり?

「あります。肩が強いってのはもちろん、合わせ方だったりじゃないですかね」

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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