全国のラーメンが食べられる「#新宿地下ラーメン」新宿駅西口地下街にオープン! 年末年始の出店予定も!
12月1日、小田急百貨店が新宿駅西口地下街「小田急エース」北館の西側約1,000のエリアに、「SHINJUKU DELISH PARK(シンジュクデリッシュパーク)」をオープンした。新宿西口のオフィスワーカーをメインターゲットとし、弁当や惣菜、パンから、和洋菓子まで取り揃える。
「PARK6」には「#新宿地下ラーメン」というラーメンのイートインスペースがオープンした。
この施設は全国各地の名店が期間限定で入れ替わっていくラーメンスペース。世界一の乗降客数を誇る新宿駅から直結の最高の立地に誕生した。
「東京都内には支店のない全国の人気店を中心にお声掛けしています。他のラーメン施設とは違い、老舗よりも今勢いのある若手のお店をメインにしています。
ここで食べてもらい、実際にお店に行って食べてもらえば最高だと思っています」(小田急百貨店・尾村明信氏)
12月1日から始まった第一弾は熊谷にある行列店「ゴールデンタイガー」だ。
「TKM(タマゴカケメン)」という、ゆでた麺を氷水で締め、醤油タレをかけて生卵を乗せたシンプルな一杯を提供している。イベントなどでも大行列を作る超人気メニューだ。初日も開店から15分の時点で満席となる人気となっている。
この施設は、新宿の駅近とは思えない充実した広さを持っている。
もともとこの場所は席数が92もある大きな蕎麦屋だったが、食材などを管理するための大きなストックを作り、席数を37に減らしてゆったりとしたスペースにしている。
厨房も非常に広く、ラーメン店側としても満足できる広さになっているのが特徴だ。
「ラーメン店の皆さんが使いやすいレイアウトを実現しようと思い、設計しました。
厨房やストックの広さはもちろん、寸胴2本、キッチンポット類は施設側で提供しています。茹で麺機は2台、πウォーターの浄水器は5台入っています」(尾村さん)
さらに大きな特徴としては、どんぶりが「#新宿地下ラーメン」オリジナルのものであることだ。これは大変珍しい。お店のどんぶりを使いたいニーズも大きいと思うが、実際はそうではないようだ。
「店側で用意していただくとなると100~200のどんぶりが必要で、それを用意していただくのはあまり現実的ではありません。お店側からも助かるという意見がたくさん出ています。
またどんぶりに『#新宿地下ラーメン』のロゴが入っているので、SNSなどでの拡散効果も見込んでいます」(尾村さん)
そして、支払いはキャッシュレスのみで現金は使えない。お店側とすればお釣りを用意する必要がなく、売上の計算も非常にシンプルで大変好評だ。
「今後は年末年始にかけて、『極濃豚骨らーめん小僧』(12月9日~18日)、『元祖肉玉そば越智』(12月20日~27日)、『らぁ麺純麦』(12月29日~2023年1月4日)が出店予定です。3月以降は超有名店をブッキングできるよう、準備しています。ぜひ足をお運びください」(尾村さん)
東京のど真ん中・新宿で全国の人気ラーメンを食べられる施設が誕生。これは話題になりそうだ。
#新宿地下ラーメン
東京都新宿区西新宿1丁目 西口地下街1号 小田急エース北館(西側)
平日10:30~21:30(21:00 LO)
土日祝10:30~21:00(20:30 LO)
※出店最終日は20:00まで(19:30 LO)
※写真はすべて筆者による撮影