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【秋田県大仙市】大曲の「おふくろの味」がラーメンとコラボ!『和台所 花』の納豆汁ラーメンとは?

KANEYANライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

朝ご飯もランチも晩酌もOK!秋田の郷土料理が楽しめるホテル内の食事処へGO!

地元のビジホで、魅惑のご当地ラーメンと出会う。

オープンカツ大曲カレー旨麺(うーめん)、そして大曲納豆汁。これらは「大曲三大ソウルフード」として名を馳せているが、その一角である大曲納豆汁を使ったラーメンがあるらしい。そんな話を聞いた私は、さっそく大曲駅近くのビジネスホテルへと向かった。

和台所 花
和台所 花

今回私が向かった先は「グリーンホテル大曲」の1階にある『和台所 花』である。秋田の郷土料理などをリーズナブルに楽しめる食事処だが、もうひとつ特筆すべきはその営業形態だ。昼のランチ営業に加えて、夜は酒場としても利用可能。朝の時間帯はモーニングを楽しむこともできる。

朝ご飯もランチも晩酌もOK!
朝ご飯もランチも晩酌もOK!

品書き(ランチタイム)

品書き(麺)
品書き(麺)
  • 醤油ラーメン:750円
  • 味噌ラーメン:800円
  • 納豆汁ラーメン:700円
  • ピリ辛ネギチャーシュー麺:800円
  • ピリ辛ネギ味噌チャーシュー麺:850円

噂の納豆汁ラーメンは、定番のラーメンたちと並びナチュラルにそこにいた。価格は700円とお手頃で、ライス一杯無料サービスも何気に嬉しい。

品書き(定食、カレーライス)
品書き(定食、カレーライス)
  • ハンバーグ定食:1,150円
  • 鶏の唐揚げ定食:1,000円
  • 豚焼肉定食:1,150円
  • カレーライス:700円
  • オープンカツカレー:1,300円
秋田の郷土料理・きりたんぽ鍋の姿も!
秋田の郷土料理・きりたんぽ鍋の姿も!

品書きをチェックしていると、ラーメンや定食に加えてきりたんぽ鍋の姿もあった。一人用の小鍋がラインナップされているのも、私のような独り飯には嬉しいところ。きりたんぽや定食、品書きにさりげなく加わっているオープンカツカレーも気になるが、今日のお目当てはコレ。そう、魅惑の納豆汁ラーメンだ。

大曲のソウルフードがラーメンとタッグ!噂の納豆汁ラーメンに舌鼓!

納豆汁ラーメン:700円 ※ライス一杯無料
納豆汁ラーメン:700円 ※ライス一杯無料

注目の納豆汁ラーメンが到着。スープの上には、食欲をそそるプルプルの温泉卵にすり潰した納豆の姿も見える。セルフサービスのライスも、スタンバイOKだ。

具材は温泉卵のほか、キクラゲや山菜も!
具材は温泉卵のほか、キクラゲや山菜も!

まずは、そのままスープをひと口いってみよう。なるほど。ピリッと辛味が効いた和風スープだ。これでも十分ウマいが、隙を見てスープに浮かぶ納豆ペーストをシェイク。ピリ辛スープと納豆が華麗にフュージョンしたところで、噂のご当地ラーメンをレッツイートだ。

麺は滑らかな中細麺を使用!
麺は滑らかな中細麺を使用!

おお、これはアリだ。ほど良い辛味に納豆の香りと旨味も加わったスープは、滑らかな中細麺と相性抜群。存在感のあるキクラゲやスープの下に隠れている山菜も良い仕事をしている。納豆とプルプルの温泉卵、そして「納豆汁の具材たち」が奏でる絶妙ハーモニー。他店ではなかなか味わえないクセになる一杯に仕上がっている。

〆は白飯に残った納豆汁のスープを……
〆は白飯に残った納豆汁のスープを……

大曲三大ソウルフードの一角を担う大曲納豆汁だが、地元では「おふくろの味」や「おばあちゃんの味」という印象の方も多いのではないだろうか。

そんな大曲の伝統料理から生まれた『和台所 花』のご当地ラーメン。斬新なはずなのに、なんだか懐かしいな。〆に作ったミニ納豆汁丼をかき込みながら、ふとそんなことを思う私である。

【店舗情報】
和台所 花
住所:秋田県大仙市朝日町18-1 グリーンホテル大曲 1F
営業時間:6時30分~9時、11時~14時、17時~20時
電話番号:0187-86-3311
定休日:日曜日(祝日も休みの場合有り)

ライター/地域クリエイター(大仙市・横手市・仙北市・仙北郡)

大仙市在住のWEBライター。趣味は酒場巡り。現在はYahoo!で地域情報を発信しているほか、秋田市のフリーペーパー「あおぽ」でグルメ記事の執筆や「大仙経済新聞」の運営にも携わっています。

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