【市川市】早春の足音が聞こえる黄色と白の花々を~行徳ふれあい周回路~
東京メトロ東西線の南行徳駅から南行徳駅前通りを5分ほど。福栄スポーツ広場のわきにある行徳ふれあい周回路。規模は極めて小さいながら市川市の花の名所として挙げたいほど実に季節ごとにしっかりと手入れされた花々が咲き誇ります。
スポーツ広場の駐車場から2分ほど歩いた塩浜橋から行徳野鳥観察舎に向かう100メートルほどのエリアは花の名所で、知る人ぞ知る穴場的存在。
橋を左折していくと水路沿いには一斉に「菜の花」の列が。菜の花はアブラナ科アブラナ属の花の総称で、花は食用となり、種子に多くの油分が含まれることから菜種油として重用されてきた日本人には非常に身近で大切な存在ですね。
小径の右手は花壇になっていて、「日本水仙」が。ニホンズイセンといいますが、原産は地中海沿岸となります。12月2月ごろにかけて花を咲かせます。白と黄色のコントラストがとてもよく映えるおなじみの花です。
その先には、黄色の小さな花々があります。「カタバミ」。カタバミ科カタバミ属でハート形の緑の葉に5枚の黄色の花。日本では100を超える名称で呼ばれるなじみ深くもにくいやつ。
そして今、用水路に1本「センダン」が実をつけていました。数珠のように多くの実がなっています。
この種子はまさに数珠に使用され、さらに果実は整腸などにも使われるスーパー樹木。皆さんも早春の到来を見つけにお散歩してみては。
【行徳ふれあい周回路 福栄スポーツ広場周辺】
住所:市川市福栄4丁目