【イヤイヤ期】噛みつく、叩く子どもへの親の効果的な関わり方
4児のママ、にこはなです。Instagramでは、暮らしの中でできるモンテッソーリ教育ベースの土台をつくる子どもとの関わり方を紹介しています。
我が家の末っ子は、3歳になったところなんですが、先日、同じくらいの月齢のお子さんのママさんから、お悩み相談を受けました。
思いどおりにならない時に、こどもが噛みついたり、ひっかいたり、つばをいいたり。やらないで欲しい行動をします。どう対応したらよですか?つい、怒ってしまいます。
この時期の子を持つ親御さんから、よく聞くお悩みなんですよね。
実は私も、長男が小さい時には対応がわからず、どうしたら噛みつくのをやめてくれるの…。お願いだからやめて…と、涙した記憶が今でも鮮明にあります。しかし、そんな長男も今では小学校4年生。穏やかで、もちろんかみついたりもしません。笑
今回は、現在3歳の末っ子にも実践している、この時期の子どもとの関わり方についてご紹介します。
子どもを知る。が第一歩。
この時期の子どもは、ことばを話すことが出来るようになってきた子も多く、ことばの内容もある程度理解できてはいますが、自分の思っていることや、やりたいことをまだ上手に表現できる時期ではありません。
さらに、思いがうまく伝わらなかったり、やりたいことがうまくできなかったりした時に湧き出てくるその感情を、自分でもまだ抑え、コントロールることができず、あふれ出た結果、行動に現れてしまうことも多々あります。
子ども自身も、上手くコントロールできず、練習中なんだ。そう思うと、一生懸命全身で伝える姿が可愛く見えてきたりもします。
まずは、気持ちを受け止め、代弁する役割に。
つい目がいきがちなのは、嚙んだことや、叩いたこと。
なんでそんなことするの。と、やってほしくないことに目がいってしまいがちですが、その前に、〇〇って思ったんだね。こうしたかったの?など、先に子どもの気持ちをかわりに言葉にして、受け止めてあげることが必要です。
そうすることで、こうやって伝えたらよかったんだ、こうしたらわかってくれるんだ。と、子どももそこで一つ成長していきます。
そして、ぎゅっと抱きしめ、理解してもらえたと、子どもが落ち着いたら、そういう時に、噛んだら痛いこと、叩くのは痛いからよくないことをしっかりと冷静に伝えます。
子どもに対して、大人は正しい方法を教えなければと思ったり、周りの目が気になってしまったりすると、目の前にいる子どもを観る前に、正しいことを教えることに目がいってしまいがちです。
もちろん、噛むこと、叩くことがいけないことはしっかりと伝える必要はあるけれど、順番を間違えると、ママは何もわかってくれない。と、もっとひどくなってしまうことも多いはずです。
噛む、たたくを繰り返してしまう時。
中には、わざと噛んだり叩いたりするお子さんもいます。
それは、ママの注意をひきたいから。これをやると怒ってくれる。相手をしてくれるから。など、子どもの想いは様々ではあるけれど、こんな時に大人が気を付けたいことは、大きく反応しないこと。
叩かれても、それは痛い。だからやめてね。と、まじめな顔で静かなトーンで伝えてみて下さい。そして、繰り返すようなら、叩くなら、ママはもう抱っこできないよ。など、本当に抱っこすることをしない。そうすると、子どもながらに、これはいけないことだったんだと感じることができます。やってはいけないことの線引きを冷静にしっかりと伝えること。
なんでこんなことするの!!という伝え方は、感情を抑えられず手がでてしまった子どもにとって、いかに効果がないかがわかっていただけたのではないでしょうか?
大人がかわると子どももかわる
モンテッソーリ教育と聞くと、なんだか難しく感じてしまう方も多いのですが、実はとっても関わり方はシンプル。そして、知っておくことで、子どもを観る目も自然とかわり、穏やかな気持ちになる大人も多いんです。
特別な教具がなくても、おうちでたくさんアレンジして遊んだり、子どもと関わることで、エッセンスを取り入れることが出来ます。
子どもを知り、手伝ってのサインを見逃さず、子どもの成長を見守ることで、子育てが楽しいものになりますように。
ぜひ、今日から子どものこんな行動がみられたら、関わり方を取り入れてみてくださいね。
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