【中華そばの女王】怪我で長らく休業していた女王のお店が再開!歴史と愛の詰まった優しい中華そばなんです
「キャンピングカーと着物とラーメンと」「長野県:権堂駅」
長野県長野市:白水
中華そば 650円
「白水」おすすめポイント
- 知る人ぞ知る「長野の女王」の中華そばが食べられるお店
- 昭和36年創業・亡きご主人の味を守り続ける歴史を感じる1杯
- 地元民が毎日訪れる、お客さんとの会話も楽しいあったかいお店
キャンピングカー生活32日目・ラーメン店35店舗目・41杯目
昭和36年創業の中華そばの老舗・白水さんへ訪問したのは今年の4月15日。
長野県の友人から女将さんが怪我をされたか入院されたかとかでしばらく閉店しているから、外観だけでも見てきたら?と言われて覗きに行くとなんとお店が開いているじゃないですか!
慌てて車を駐車場にいれてきれいな暖簾をくぐるとなんともノスタルジーな空間が広がっていました。
聞くと昨日まで閉まっていた(4月14日まで)ということで最高にラッキーなタイミングでの訪問となりました。
メニューはお店の奥にありました。
中華そばだけではなくタンメンやチャンポン、冷やし中華まで意外とメニューがおおいです。
もちろん初訪問ということもありみなさん絶賛の中華そばを注文。
奥では常連さんらしきお二人が楽しそうにお話しながらビールを流していました。
驚くことに注文してから中華鍋にお水をいれてその都度沸かすシステム。もちろんその方法が一番美味しく麺を茹でられるのですがこの手間はすごい。
沸騰したお鍋に麺を入れる前に蓋の上で入念に麺を手もみされています。
麺を茹でている間に一本の白ネギを包丁で使う分だけカット、チャーシューも塊から使う分だけ目の前でカットしていき、丁寧な仕事振りに感動を覚えます。
中華そば 650円
やや赤身がかったチャーシューとなると、ねぎにメンマ。
特に整えない麺線。静かに浮かぶ油。
子供の頃に食べた記憶があるか?わからないのになぜか懐かしい。
レンゲはありませんので丼から直接スープをいただきます。
優しい醤油。塩分も控えめで体にじんわりと滲みていく。熱々のスープは火傷に注意しながらふーふーとゆっくり息を吹きかけて飲む。
ゆっくり飲み込むと喉のどこにも引っかからず、すっと入っていく1杯に夢中で箸を進めていきます。
細切りのメンマ。
やや赤身が残ったピンク色のチャーシュー。
あまりスープに胡椒をかけることはしないのですが、この優しい味わいのスープには胡椒があうんです。
亡き御主人様の味を常連様といっしょに守り続けてきた女将さん。会計時に挨拶をすると奥にいたお二人が馴れ初めなどを話してくれ、みんなに愛され続けて苦難を乗り越えてきたお店の歴史をしっかりと学ばせていただきました。
これからもお体にきをつけてがんばってください!!
・長野県長野市鶴賀西鶴賀町1479
・権堂駅から149m
・18:00 - 21:30
・定休日 日曜日祝日
・〈食べログ:白水>