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【仙台市】自然の中で気軽に寛ぐ、話題のチェアリング。近場で最適の公園を見つけた!「水の森公園」

ドジボ仙台情報クリエーター(仙台市)

チェアリングと言うのが、最近ちょいちょい話題になっている。
文字通り、チェア(アウトドア用の折りたたみ椅子)ひとつ持ち出して、自然の中で寛ぐというもの。

キャンプやデイキャンプほど大掛かりじゃなく、BBQほど手間が掛からず、チェアを好きな所に置いて座れば完了というお手軽なところがうけている。
湖畔や川辺、高原の木陰にチェアを置いて、自然の風を感じながら過ごすのは気持ちが良いもの。

自然の下と言っても、わざわざ遠出しなくても大丈夫。今回行ったのは仙台市泉区と青葉区にまたがる「水の森公園」。

無料駐車場に車を置いて中に入ると、水の森公園キャンプ場で整備している芝生広場が目の前に広がる。

住宅地のど真ん中なのに、周りを里山に囲まれていてまるで高原のよう。この空間にいるだけで清々しい気分になれる。心のデトックス。

芝生広場にシートを敷いて寛いだり、お弁当を食べたりしている人もたくさんいる。チェアリングにも持って来い。
ただ、テントやタープを張ったり火気を使えるのは一部有料エリアだけなのでご注意。

木陰に椅子を一つ置いて座る。うん、そよ風がいい感じ。

楽しみ方は十人十色。コーヒーを飲みながら読書するも良し、サンドイッチを頬張りながらパートナーとお喋りするのも良し、もちろんただボーっとするのもいい。

私は一人チェアに座り、ノート片手に仕事のアイディア出しをしたり、パソコンを膝に乗せて好きな文章を書いたりしている。時々、昼寝しながら。この昼寝がまた気持ち良くて、のんびりと良い時間を過ごせたな~と満足させてくれる。

この公園で、のんびりチェアリングと同じぐらいお勧めなのが遊歩道。
芝生の丘を上ると三共堤という大きな人工池があって、それを回るように山の中に遊歩道が整備されている。

運動不足解消に、さぁ行ってみよう。左手の東周遊コースから入って、西周遊コースを帰ってくる約3.2kmの周回ルート。

しょっぱなから細い山道を上る。

これは、なかなか……面白い!

山道エリアを過ぎるとだんだん歩きやすい道になる。
新緑が気持ちいい。

野鳥の声がする。ウグイスだ。ホーホケキョと上手に鳴いている声、ケキョケキョとまだ練習中の声も。他にもいろんな鳴き声があちこちから聞こえる。歩いてる間、ずっと聞こえ続けていた。ここ、本当に山なんだなぁ。

道端にきれいな花が咲いていた。

スマホで写真を撮って花検索アプリで調べたら、アヤメ属のシャガと言う花らしい。なるほど、言われてみればアヤメっぽい。

途中、分かれ道がたくさん出てくる。でも全てに道しるべが立ててあって迷うことはない。このきちんとした整備具合はすごい。

ちなみに、周遊コースから脇道に入るとアップダウンの激しいアドベンチャーのような道が待っている。それはそれで楽しいので脚力に自信のある人はお試しあれ。

堤一周の後半、西周遊コースに入るとさらに道は歩きやすくなる。

日に光る緑の若葉に癒されながら歩いて約1時間、芝生広場まで戻って来た。

心地良い疲れ。チェアやレジャーシートに座って、いったん休もう。

この広い公園には、水の森公園キャンプ場が管理しているテントサイトとデイキャンプサイトがある。
宿泊ができるテントサイトを覗いてみる。炊事場、トイレ、シャワー室まであって快適そう。要予約。

デイキャンプサイトはデッキテーブルを使える。タープを張ったり、BBQをするのはこのエリアで。こちらも要予約。

ちなみに、GWや5月の土日はどちらのサイトも予約で一杯だそう。利用の際はお問い合わせを。

整備された広場あり、山中の遊歩道あり、テントサイトあり、デイキャンプサイトもあり。
ここは、いろんな使い方が出来る、町なかの自然公園。

チェアで寛ぐだけでも、ごろんと寝転がるだけでもいい。これからの季節、薫風を感じに行ってみては。

【施設情報】
水の森公園
・駐車場利用時間:6:00~19:00
・管理棟:9:00~17:30
・テントサイト日帰り:10:00~16:00 料金500円
・テントサイト宿泊 :16:30~翌9:30 料金500円
・デイキャンプサイト:10:00~16:00(夏季は17:00まで)料金500円
・電話 022-773-0496(予約は9:30~16:30)
・仙台市泉区上谷刈字堤下8
(公財)仙台市公園緑地協会 公式サイト

仙台情報クリエーター(仙台市)

仙台を拠点として動き回っています。冬は近県でスキー、夏はマラソンとゴルフ、時々カヤック。そして旨くて安い店でガッツリ食べる。仙台のマニアックな情報をお伝えします。

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