【世界初】モバイルバッテリー本体をワイヤレス充電できる「MagOn Air 5000」の実機レビュー
iPhoneに初めてMagSafeが搭載されてから4年が経ち、徐々にMagSafeアクセサリーの普及が進んできた。特にモバイルバッテリーは、MagSafeアクセサリーの中でも人気の周辺機器である。
MagSafe対応モバイルバッテリーは、マグネットでiPhoneに固定しながらワイヤレス充電できるのが魅力だが、モバイルバッテリー本体の充電には有線ケーブルが必要であった。京都発の日本メーカー「MATECH」は、世界で初めて本体をワイヤレス充電できるモバイルバッテリー「MagOn Air 5000」を発売した。
ガジェットブロガーでもある筆者が実機を入手したので、実際に使ってみた印象をレビューしていく。
レザー素材で高級感がある
モバイルバッテリーとしては珍しいレザー素材を採用している。まるで革小物のような高級感が滲み出ている。
iPhoneに装着する面もレザー素材であり、デザインの統一感がある。他のモバイルバッテリーと比べても使いたくなるデザインで、ユーザーの所有欲を満たしてくれる周辺機器だと思う。
モバイルバッテリー本体のワイヤレス充電に対応(世界初)
MagOn Air 5000は、世界初の「ワイヤレス充電できるモバイルバッテリー」で、ケーブルフリーで運用できる。ワイヤレス出力やワイヤレス充電に対する電力ロスはありそうだが、ケーブルなしで使えるのは重宝する方も多いだろう。
ワイヤレス充電器の上にMagOn Air 5000→iPhoneの順番でおけば、モバイルバッテリーとiPhoneを同時に充電(パススルー充電)することも可能。
常にワイヤレス充電器に待機させておけば、モバイルバッテリーの充電忘れを防ぐことができ、急な外出にも対応できて便利だ。
iPhoneとAirPods Proの同時充電が便利
MagOn Air 5000は、両面ともにワイヤレスでの出力に対応している。iPhoneを充電しながら、逆面でAirPods Proを充電できる汎用性の高さも魅力的だ。
筆者がMagOn Air 5000でiPhoneとAirPods Proを同時に充電する機会はそれほど多くなかったが、AirPods Proを単独で充電することは多い。外出先でAirPods Proの充電が切れてしまった場合の応急処置になって助かっている。
自動的に充電が開始される
MagSafeでiPhoneの背面にMagOn Air 5000を固定すると、自動的にiPhoneの充電がスタートする。充電開始ボタンを押す必要がないシームレスな操作性には、筆者も満足している。
ちょうどいいバッテリー容量
MagOn Air 5000のバッテリー容量は、スマホを約1回フル充電できる5000mAhだ。あくまでモバイルバッテリーは、スマホのバッテリー切れを防ぐためのアイテム。スマホを約1回フル充電できるバッテリー容量が備わっていれば、外出先で困ることも減るだろう。家族と共有するなどして複数台のスマホを充電したい方は、10000mAhモデルを検討するべきだが、自分ひとりで使うなら5000mAhの本モデルで十分だろう。
MagOn Air 5000の要点のまとめ
本稿では世界で初めて本体のワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリー「MagOn Air 5000」について紹介してきた。記事の最後に本製品の特徴や使用感を振り返っておく。
- モバイルバッテリーをワイヤレスで充電
- iPhoneとAirPods Proの同時ワイヤレス充電
- 持ち運びたくなるデザイン
- ボタンを押さなくても自動で充電が開始
- レザー素材で高級感あるデザイン
- バッテリー容量がちょうどいい
関連記事では、本稿より詳細なレビューを執筆した。注意すべきデメリットについても解説しており、興味がある方は本稿と合わせてご覧いただきたい。
関連記事: 【レビュー】ワイヤレス充電できるモバイルバッテリー MATECH MagOn Air 5000を試す
著者情報: たか/Number84
時代にあった暮らしのコーディネーター。生活を豊かにするモノを紹介するWebメディア「Number84」を運営。Xreal/Makuakeの公式アンバサダー、Yahoo! JAPANクリエイターとしても活動中。
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※レビュー記事の執筆にあたり、メーカーに「MagOn Air 5000」を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。