【大阪・南森町】ハイレベルな町のパン屋さんが販売するGLAYのJIROさんが愛したパンは今も40円!
南森町駅前で地元住民から愛されて創業50年超え!
天神橋筋2丁目商店街。OsakaMetro南森町駅の3番出口を出て左斜め前にある赤いひさしのベーカリーが「ニッシンベーカリー」。国道2号線から商店街への入口的な場所であることから、南森町駅前の風景の一部となっています。
“町のパン屋さん”という言葉が似合う懐かしい外観の「ニッシンベーカリー」が現在の場所でオープンしたのが昭和43年(1968年)ということなので、50年以上この場所でパンを販売。人気店で、時間を問わずまるで吸い込まれるかのようにお客さんが入っていきます。
ベーカリーとしては広い方ではありませんが、次々と新しいパンが焼かれて補充されていきます。
16:00ごろでも棚にはたくさんのパンが並びます。
GLAYのJIROさんがラジオ番組でベタ褒め!
店主の小野さんが「“いつまでのそのこと言ってんねん”と言われそうで恥ずかしくて…(笑)」と照れますが、約25年前に大ブレイクしたの息の長い人気商品が「もっちーに」。ほんのり塩味で黒ゴマの香りがよく、独得のもっちり食感が楽しめる小ぶりなパンです。
「もっちーに」が注目を集めた大きな理由が、商店街通りをはさんだ店の向かいのビルに入居するラジオ局のFM802。パンを買いに来るスタッフも多く、DJやミュージシャンもニッシンベーカリーのパンを口にします。
約25年にGLAYのJIROさんがパーソナリティーを務めるラジオ番組でもっちーにを「めちゃウマい!」とおすすめしたことから大ブレイク。大阪でライブがあるとファンでごった返すような状況になりました。
ちなみにこのもっちーに、「少しだけ値上げしました」と言いますが、現在でも1つ40円。食べやすいサイズと独特の食感で、いまでもファンの多いパンです。
「チョコもっちーに」40円(奥)や「いちごクリームもっち」60円(手前左)、「オレンジ入りチョコクリームもっち」60円(手前右)といったアレンジもっちーにもラインアップ。
もっちーにに代表されるような、お手ごろな価格設定もニッシンベーカリーのパンの魅力のひとつです。
バラエティ豊かなパンをラインアップ!
ニッシンベーカリーには、昭和、平成、令和と歴史の分だけパンがあり、連日80〜90種と、同規模の店に比べて種類がかなり多め。愛されてロングセラーとなったパン、時代に合わせた新アイテムなど、懐かしさと新しさが同居するバリエーションの豊富さが大きな魅力です。
そのなかでもおすすめの人気パンを紹介。
玄米パン(小)130円
小麦に玄米ごはんをまぜて焼き上げたパンは、湯種らしいもちもちとしたしっとり食感にほのかな玄米の風味が特徴です。
一緒に食べるものを選ばないプレーンな味わいなので、玄米食パン400円も用意しています。
フレッシュバター170円
クッキー生地に有塩バターを挟み込んだレトロなパン。サクッとした食感はもちろん、甘いクッキー生地とバターの塩味のコントラストが魅力で、創業当初から50年以上販売される人気パンです。
カレーパン200円
10年ほど前に、ひき肉をたっぷり使ったキーマ風のルーにリニューアル。岩手県産小麦のもち姫を配合することで外側がサクッとしながらも生地がもっちり。玉ねぎをたっぷり使った甘さと、3種のカレーを配合することで生まれるスパイシーさのバランスが絶妙です。
オレンジブリオッシュ160円
エアリーなデニッシュスタイルのブリオッシュパン。お店でも1、2を争う人気アイテムです。中心部分に入ったオレンジペーストが上品なおいしさが特徴。ひと口めから訪れるオレンジの香りが心地よく、オレンジの甘さと生地の甘さの二重奏が楽しめます。
長く愛されること間違いなしのハイレベルな町のパン屋さん!
ちなみに、もっちりとした食パンもおいしくて、食パンを使ったサンドイッチ類も絶品。コスパがよく高いクオリティのパンをそろえるハイレベルな町のパン屋さんなので、南森町界隈に行かれることがあればぜひ買って食べて欲しいです。
ニッシンベーカリー
住所/大阪市北区天神橋2-北1-10
電話/06-6354-6165
営業時間/8:00~19:30、土曜8:00~18:30
定休日/日曜・祝日
交通/OsakaMetro南森町駅から徒歩約1分、JR大阪天満宮駅から徒歩約5分
★天満・南森町・大阪天満宮のおいしいお店情報はこちらでも!★