悪口(陰口・不平・不満)を言わないほうがいい理由。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日のテーマは、「悪口を言わないほうがいい理由」です。
私は、昔に比べれば、人の悪口・陰口・不平・不満を、かなり言わなくなったのではないかと思います。特に、個人攻撃は、ほとんどしなくなりました。これは、意識して努力して決心して、そうなったのではないかと思います。
私は、政治やマスコミや芸能人の悪口さえも、ほとんど言わないです。
まだまだ「完全」とは言えません。これからも精進を重ねます。
悪口を言わないほうがいい理由
1.人格を疑われます。
悪口を言っていると、「他に喋ることがないのか? 有益な話題ゼロか?」と思われてしまいます。「あちこちで悪口を言ってまわって、ひょっとすると私の悪口も、私のいないところで言っているのではないか?」と、目の前の人に思われてしまいます。
2.人が自分から離れていってしまいます。
世の中には、悪口を聞くのが好きな人もいますが、多くの人は、悪口を聞かされるのを嫌がります。よって悪口ばかりを言っていると、自分の周りから人が去っていってしまいます。その結果、どうなるかと言うと、群居欲や所属欲求が満たされなくなってしまう…ということです。
3.自分の心の奥深いところで、自分自身が傷つきます。
何故なら、自分では意識できない潜在意識は、主語を判別できないため、人の悪口を言っている=自分の悪口を言っている と理解してしまうからです。それが証拠に、人の悪口をよく言う人に、自己肯定感が高い人は、ほとんどいません。
4.仕事もプライベートも充実しないものになっていってしまいます。
人の悪口ばかりを言っていると、人から信用を失うため、仕事もプライベートも充実しないものになっていってしまいます。
にも関わらず、
悪口を言うのが好きな人が多い理由は、
1.悪口を言っていると、自分が正しく賢く強く偉くなったような錯覚に陥り、自分の脳内から、幸せホルモンであるドーパミンが放出されるからです。
「人の悪口を言う」という行為は、簡単に出来るストレス解消法であり、多くの人がこの罠に陥るのですが、決してこの安易に出来るストレス解消法に飛びつかないよう気をつけてください。この方法に飛びつくと、結局、最終的には、自分自身が不幸になります。
※ 宜しければ、「努力することなく得られる幸福を追い求めるな。」もご覧ください。
私は、10数年前、あるクライアントから「悪口を言うことなんて、どんな人でも出来る」という言葉を聞き、「ホントにその通りだ」と思い納得し、その日から「これからは、悪口を言わないようにしよう…」と決意・決断した次第です。
私は、Yahoo!ショッピング で買い物した時も、「これは良いな」と思ったときだけ、レビューを残すよう心掛けています。そう、「良くないな」と思ったときは、レビューを残さない…ということです。
どうぞあなたも、悪口を言わない、爽やかな人になっていってくださいね。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。