本日は丸亀市土器町にある中村うどんを紹介いたします。

飯山町にある有名讃岐うどん店「なかむら」の弟さんが開かれたお店で、しなやかな細めの手打ち麺が特徴のお店です。

お店の外観

県道193号線(さぬき浜街道)から、Honda Cars香川丸亀北店のある交差点を南に200mほど南下した東側にあります。

店内の様子

店内に入ると正面にメニューが掲示されています。

その奥のブースの中では手打ちの作業風景を見ることができ、滑らかな動きには見とれてしまいますね。

入り口で応対してくださる店員さんにうどんを注文し、席について待ちます。

窓際と店内中央にカウンター型の席があり、席数は20席ほど。

うどんの用意ができると店員さんに呼ばれますので、中央の釜のところへうどんをとりに行きましょう。

かけうどん

このお店はセルフサービスのお店です。

といっても、ただうどんを席に運ぶだけのセルフサービスではありません。

自分で茹でるのもこのお店の特徴です。

かけうどんを注文すると、うどん玉の入った丼を手渡されます。

そのうどん玉を、お店中央部にあるお湯でさばいて麺をあたためるのです。

麺が伸びないようにサッと温め、湯ぎりをして丼にうどん玉を戻し、かけダシをかけていただきます。

これぞ、かけうどんのど真ん中といった趣のかけうどん。

細めのしなやかな麺で、一気にズルズルと食べられます。

うどん玉のサイズは少し小さめなので、特別少食な方でなければ大を頼んでも問題なく食べ切れると思います。

丼が黒いので写真ではダシが濃い色に見えますが、実際は澄んだ黄金色をしています。

派手さや奇をてらった感じが一切なく、スタンダードな讃岐うどんとしておいしいですね。

湯だめうどん

湯だめうどんもこのシンプルさ。

細めのしなやかな麺で、いくらでも食べられますね。

支払いは自己申告で

食べ終わったら、丼をレジまで運んでお会計です。

最後に食べたものを自己申告して、合計金額を支払います。

何うどんを食べたか、おでんの数、天ぷらの種類と数をカウンターで伝えて、現金で支払います。

電子決済やタッチパネル式の注文が導入されていく時代に、何かほっこりとした昔ながらの讃岐うどん文化を感じられるお店でした。

道をはさんだ向かい側には以前紹介したラーメン屋「玄奥門」がありますよ。