トゥンジービーサ(冬至寒い)は? 沖縄
【トゥンジービーサとは?】
沖縄では冬至の頃の寒さをトゥンジービーサと表現します。
冬至:トゥンジー 寒い:ビーサ
普段暖かいイメージの沖縄でも、冬至の頃は寒くなることから表現されている沖縄独特の季語です。
本州では冬至にゆず湯に入る習慣がありますが、沖縄にはそもそもお風呂文化がなくシャワーがほとんどです。また、冬至にカボチャを食べる習慣はないのですが、沖縄独特の料理があります。トゥンジージューシーというもので、冬至の日の夕方に家族の健康と子孫繁栄を願い、食べる習慣があります。
【トゥンジージューシー】
沖縄独特の料理は”トゥンジージューシー”と呼ばれるもので、本州の炊き込みご飯のイメージです。
薬膳料理・郷土料理として、昔から沖縄県民に親しまれています。具材は様々ですが、一般的には田いも、豚肉、しいたけ、ニンジン、ひじきなどをしょうゆやかつおだし、お米と一緒に炊き込みます。
【今年の天気は?】
那覇では去年、おととしの冬至は25℃を超える夏日となって暖かい冬至が続いていましたが、今年は寒気の影響を受けています。今朝の那覇の最低気温は13.1℃で、今季の最低気温を更新しました。最高気温は20℃予想で平年並みの気温に。今年は”トゥンジービーサ”の中で”トゥンジージューシー”を頂く1日になりそうです。