【神戸市中央区】地元野菜を中心とした小鉢が10種!農業高校と地域の繋がりから生まれた定食の味
JR神戸駅北口から徒歩3分のところに、兵庫県立農業高校(略称:県農)出身のオーナーが「母校で作る食材の素晴らしさを知ってもらいたい」という思いで創業したレストラン「居酒屋 農業高校レストラン」があります。
地産地消をコンセプトにした、野菜いっぱいの栄養満点ランチが食べられると聞いて、さっそく行ってきました。
大きな看板と校章をモチーフにした外観
降り始めた雨のせいで、傘に視界を遮られながらお店を探します。
有難いことに、「居酒屋 農業高校レストラン」と書かれた大きな看板が目に入り、迷わずお店に到着しました。
正面ドアの上には、校章をモチーフにしたロゴがあり、まるで学校を訪問しているような、楽しい気持ちに。
学園祭に来たような気持ちになる店内
中に入ると、学生達が使用する衣服や、道具などがディスプレイされていて、とってもユニーク。
2階へ上がってみました。
アットホームな雰囲気です。
座席数も多く、人がたくさん集まる会などにも使いやすそうですね。
ランチメニュー
ランチのメニューがこちらです。
事前にInstagramで調べて「本日の県農御膳」を食べようと決めていたのですが、ミンチカツや日替わりのメニューなどもあることを知り、心に迷いが生じます。
「やっぱり、10種の小鉢が並んでいる定食が食べたい!」
なんとか迷いに打ち勝ちました。
各テーブルに、厚く綴じられたマニュアルのようなものを発見。
パラパラとめくってみると、お店の成り立ちや特徴、「県立農業高校」とはどんな学校なのかなど、情報がぎっしり詰まっていて、なかなか興味深い内容です。
「県農の学生達が知恵と力を込めて育てる食材や、地元食材の素晴らしさを伝えたい」という熱意が伝わってきました。
「どんなランチが食べられるのだろう」
という期待感も膨らみます。
「本日の県農御膳」をいただきます
注文した御膳がきました。
ずらりと並んだ手作りのお惣菜を前に心が躍ります。
この日は大根のお味噌汁。
ほっとする味で心が落ち着いたら、さっそく小鉢のお惣菜をいただきます。
派手さはないけれど、お野菜の種類も豊富で、調理方法や味付けもバラエティ豊かです。
こちらは牛すじ大根。
お出汁の深い味に感動して、しばらく目を閉じます。
おからを炊いたものです。
友達が絶賛していました。
茄子をトマトの風味で煮たものです。
噛むと茄子からお出汁がじわっと出てきて美味しい。
50円追加で、白いご飯をTKGに変更できます。
県農OB奥野さんから仕入れた「オクノ卵」で作るTKG。
「卵かけご飯って…めちゃくちゃ美味しい…」
既に知っていたはずの事実。
美味しい卵のお陰で再認識しました。
素材の良さが分かる優しい味付けを堪能して、心と体が満たされた感じがします。
10種類のお惣菜を少しずつ味わって食べたら、最後はお腹いっぱいに。
「忙しくて、いつも慌ただしい食事で済ましがちだな」
と思ったら、頑張っている自分へのご褒美に、地産地消の美味しいランチを食べに行ってはいかがでしょうか。
居酒屋 農業高校レストラン 神戸店
住所:〒650-0015 兵庫県神戸市中央区多聞通1丁目1-2
TEL:078-341-7377
定休日:無し
※不定休日はInstagramを確認
営業時間:
ランチ 11:00-14:30 (L.O.14:00)
ディナー 17:00-23:00 (L.O.22:00)
公式サイト
Instagram:kobe_nogyokoukou