【育児】大間違い!母の服の匂いを嗅いでご満悦の息子(7歳)が、最終的に号泣した理由とは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。
これは息子が7歳の頃のことでした。
ある日僕がいつものように洗濯物を畳んでいたんですが…
そこに走ってきた3歳の娘が、洗濯物の山の中から母親の服を発見し、
「かーちゃんの匂いがする〜」
と言ってクンクン嗅ぎだしたんですよね。
それを見ていた息子が激しく嫉妬。
俺もかーちゃんの服の匂いが嗅ぎたいと、洗濯物を漁りだしたんです。
すると…
程なくしてお目当ての服を発見!
すぐさま息子は服の匂いを嗅ぎ始め、恍惚の表情でその瞬間を楽しんだのでした。
そんな息子の姿を生温かい目で見ていた僕でしたが…
ふと息子が持っていた服を見ると、あることに気が付いたんです。
「あれ?この服…かーちゃんのじゃなくて俺のじゃないか?」
しっかり見ていなかったので最初は気付かなかったのですが、よくよく見たらそれは紛れもなく僕のシャツでした。
だからその事実を息子に伝えたのですが…
次の瞬間!
バサッ!
なんと…
息子はすぐさま床にそのシャツを叩きつけ…
「臭かったー!!」
と叫んで号泣し始めたのです!
なんでだよ!?
さっきまでいい匂いだと言ってクンクン嗅いでいたくせに、それが父の物だと判明した瞬間、叩きつけるだけでなく臭いと言って、おまけに大泣きするなんて…
洗濯したばかりで臭かったはずはないんですが、やはり大好きな母の物だと思い込んでいた物が実はそうじゃなかったと知ってショックだったのでしょう。
だからと言って勝手に間違えたくせに、まるで不潔な物を強引に嗅がされた被害者のような態度をとるなんて、父としては驚いたとともに若干傷ついた次第です。
子供はやっぱり父親よりも母親の方を好む傾向にある、というのは疑いようのない事実のようですが…
そんな悲しい事実を素直に受け入れるのは寂しいので、いつの日か
「やっぱりかーちゃんよりとーちゃんの方が好きだな」
と言ってもらえるよう、僕はこれからもいろんなことを頑張って前向きに生きていこうと思います。
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<登場人物紹介>
とーちゃん:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
かーちゃん:作者の2歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。
おーくん:小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。
みーちゃん:小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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