「大腸が悪くなる」と現れる症状!-大腸が悪いサインかも?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「大腸」について解説していきます。
今回の目次
- 大腸ってどんな臓器?
- 大腸の特徴
- 大腸が悪くなると現れる症状
- 大腸を労わる生活習慣!
- 最後に
【1】大腸ってどんな臓器?
大腸は、水分を吸収して、便(うんち)をつくる役割があります。
長さは約1.5mで、大きく盲腸・結腸・直腸に分けることができます。
また、盲腸からピロっと出ているところを「虫垂」といいます。
虫垂に炎症が起きて、右下腹部に痛みが起こるのを「虫垂炎」といいます。
※虫垂炎は、一般的に「盲腸」といわれることがありますが、盲腸とはあくまでも「部位の名前」なわけですね。
【2】大腸の特徴
大腸は、水分を吸収する能力が高いです。
そのため、大腸の働きが悪くなると、便の移動が遅くなり、水分が吸収されすぎて、便が硬くなってしまいます。
【3】大腸が悪くなると現れる症状
大腸が悪くなると現れる症状として、代表的なのは腹痛・下痢・便秘・血便です。
【血便の特徴】
・鮮血便…真っ赤な血の混じる便で、肛門に近い位置で出血している場合に起こる。
・暗赤色便…薄暗い赤色の便で、大腸内でも肛門より少し離れたところで出血している場合に起こる。
ただし、腹痛や下痢・便秘は大腸に特別な異常がなくとも起こることがあります。
例えば、ストレスによる自律神経の乱れや、食生活の乱れなどがあげられます。
そのなかで、血便を伴う腹痛・突然の強い腹痛・痛い部位が明らかにはっきりしている腹痛などがある場合には、一度医療機関への受診をおすすめします。
【4】大腸を労わる生活習慣!
健康的な大腸には「食生活」が重要です。
例えば、下のようなことがあげられます。
- 脂肪を摂り過ぎない
- 食物繊維をしっかり摂る
- 加工肉を摂りすぎないなど
〈その他のポイント〉
- 生活習慣病(高血圧など)に気をつけること…動脈硬化を進行させて、大腸への血流を悪くしてしまうため。
- 排便時にいきみすぎない…排便時にいきみが強すぎると、腸内の圧力が亢進するため。
- ストレス解消…ストレスは大腸の働きを悪くしてしまうため。
【5】最後に
快適な生活を送るためには「快眠」「快食」「快便」の3つがとても大切です。
前述しましたが、大腸には食生活がとても大切になりますので、少しでも意識してみると良いでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!