年内28日まで!銀座の老舗そば屋「泰明庵」今が旬のせりの香りが香しいカレーそばを食べてきた
東京都内のカレーを紹介している東京カレーマガジンの高木です。年末になるといつも食べたくなるのが旬の素材「せり」です。せりは12月〜4月が旬の野菜で、この12月は特に寒く冷え込んできて、風味の強いせりが楽しむことができるんです。でも、せりってどこで食べるの?って思うと、いつもこのお店を思い出します。
銀座にある老舗蕎麦店「泰明庵」
銀座にある泰明庵は有楽町駅から徒歩5分ほど、コリドー通りに入る手間にある泰明小学校の脇の路地に入ったところにあります。
11:30からオープンでお店の前には人が並んでいなかったんですが、中に入ると1階席は満席、でも諦めないでください。2階があるんです!
2階に上がると、まだまばらに席が空いていました。泰明庵では相席が通常なので、対面に知らない人が座っているとドキドキしちゃう方は一人で行かず、数人で行きましょう。
11:50ぐらいには一気に満席になりました。この時点でまだ誰も料理は出てきていないので12時までに入って座れなかったら、20-30分待ちぐらいは覚悟が必要ですね。
壁には御札のようにメニューが並び、その数は数え切れないほど・・カツカレー蕎麦も人気なんですが、今回は今しか食べられない「せりカレーそば」を注文しました!
泰明庵「せりカレーそば」1,450円
厚めの重々しい器にはたっぷりとお蕎麦とだしつゆが入っています。この茶色のつゆだからこそ映える緑色が鮮やかな「せり」が美味しそうです。せりは当然ながら新鮮なほど美味しくシャキシャキとした食感が楽しく、口内、鼻腔にその香りが広がります。
カレーのつゆはとてもねっとりした粘度を持っており、まるで「餡かけ」のようです。この濃厚な餡かけがあることで、めちゃくちゃ熱いので食べる時は気を付けてください。
これなにかわかりますか?えのきじゃないですよ〜実はこれは「せり」の根っこなんです。この根っこが入っていたらラッキー!入っていない時もあるらしいです。この部分が少し固めでシャクシャクしていて、また香りも強くおいしいんです。香りが凝縮した根を食べずして、せりを食べたとは言えない!ほうれん草も根っこ部分が好きなんですが、私だけでしょうか。
きっと驚くはず!麺の量が多すぎて減らない!
いつもの麺リフトを試みたんですが、麺の量が多すぎてもったりしているので、まともに箸で持てないほどなんです。もはやよくわからない固まりが持ち上がりました。
麺は普通の蕎麦屋さんの2倍ぐらいの量が入っていると思います。男性でも全部食べるのは根気がいるかも知れません。麺は真っ白で柔らかめ、この餡かけのカレーつゆととっても合うんです。
見てください。1人前ぐらい食べたなぁと思っても、まだ半分ぐらい残っています。最後の一口まで冷めることないカレーそばは一度ぜひ食べてみてもらいたいなって思ってご紹介させていただきました。2024年の営業は12月28日14時ラストオーダーまでです。まだまだ間に合いますので、ランチタイム、仕事納めのご褒美に絶品のお蕎麦食べてみてくださいね!
泰明庵の店舗情報
東京都中央区銀座6-3-14
東京メトロ丸の内線・日比谷線銀座駅から徒歩2分
東京メトロ銀座線銀座駅から徒歩5分
月〜金 11:30 - 21:00(L.O. 20:30)
土11:30 - 15:00(L.O. 14:40)
定休日:日曜日