旭川に本店がある人気の「福吉カフェ」 地元の食材やモノにこだわったリノベカフェ!(札幌市東区)
「福吉カフェ 伏古店」では、旭川の本店同様に、北海道産の小豆で作った粒あんと、抹茶と牛乳を合わせた「福吉らて」をはじめとするドリンクやスイーツのほか、東区を代表する「札幌黄」を使ったスープカレーなどがあります。久々に近くを通ったので立ち寄ってみました!
旭川で人気のカフェ「福吉カフェ 旭橋本店」とは
旭川市常盤通沿いにある、オシャレなカフェ「福吉カフェ 旭橋本店」。歴史建築「旧北島製粉所」(大正14年頃建築)をリノベーションしたカフェです。軟石を積み上げた横壁とファサード部分の木造が混合する珍しい建物で、北海道開拓期の上川百万石を象徴する歴史建築です。
近くには、1932年製のアーチが美しい旭橋があり、そのたもとには、買物公園方面へ続く常盤通が伸びています。かつては路面電車が走り、多くの店が賑わいを見せる、旭川を代表する商店街でした。
2016年3月にオープンした「福吉カフェ」の看板メニューといえば、旭川市内の老舗製餡店「福居製餡所」のあんこと、老舗お茶屋「吉川園」の抹茶が出合って生まれた、彩りも美しい「福吉らて」です。
美瑛産「しゅまり小豆」で作った甘さ控えめのあんこに、厳選された上質の抹茶、それに加えるのは道東の「興部産牛乳」です。この3層をしっかり混ぜることで生まれると、絶妙なバランスの風味がクセになります。
その姉妹店が東区伏古にあります!
2019年8月にオープンした「福吉カフェ 伏古店」。この建物も古く、昭和30年代に建てられたレンガ造りの馬小屋をリノベーションしています。
こちらでも旭橋本店同様の「福吉らて」を中心としたドリンク類やスイーツ、キーマカレーやスープカレー、興部町「パインランドファーム」の牛乳ソフトクリームなどを提供しています。
「福吉カフェ」のもう一つの名物といえば「デニッシュおやき」です。「旭橋本店」では「旭橋」をモチーフにしていますが、「伏古店」では馬小屋にちなんで可愛らしい道産子馬「どさんこ」をモチーフにした焼き型で焼いています。名付けて「ドサンコ焼き」。
定番の粒あんやクリーム、ひき肉カレーのほか、今はマロンあんがありました。
テイクアウトはもちろん、イートインではセットメニューもあります。
札幌黄の発祥の地
建物がある地域は、前にもご紹介したタマネギ「札幌黄」の発祥エリア。
ずいぶん宅地化が進んでいますが、まだ少しタマネギ畑が残っています。札幌黄は加熱することで、甘みと旨みが出てくる美味しいタマネギで、最近は飲食店でもよく使われています。
実は、この場所で2019年春まで営業していた「ホットスパイス」のスープやスパイスを引き継ぎ、「福吉」でさらに改良を重ねたスープカレーを提供しています。
札幌黄を使っていることもあり、伏古店は「札幌黄ふぁんくらぶ応援団」の一員です。
便利なウォーキングノートで健康に!
入口通路には「東区保健福祉部健康・子ども課」からの情報が!
「歩いて健康になろう」という「東区ウォーキングノート」の配布とメッセージがあります。
中には自分のスケジュール管理と歩数管理ができるページがあるので、手帳代わりにも使えますよ。
3冊ともに、「ウォーキングをもっと楽しむヒント」や「持ち物、服装アドバイス」「栄養のはなし」「歩いて発見!東区の歴史建物」などがそれぞれのターゲットに合わせた内容で紹介されています。
ぜひ、「福吉カフェ 伏古店」で一冊手に入れて、東区をウォーキングして健康になってくださいね。
<福吉カフェ 伏古店>
*住所:札幌市東区伏古9条3丁目3‐3
*TEL:011-792-8507
*営業時間:11:00~20:00
*定休日:なし
*詳細はこちらをご覧ください。
<福吉カフェ 旭橋本店>
*住所:旭川市常盤通2丁目1970−1
*TEL:0166−85−6014
*営業時間:夏期10:00〜19:00 冬期10:00〜18:00
*定休日:なし
*詳細はこちらをご覧ください。
Information」を併設。フリーWI-FIを完備しており、観光施設パンフレットの配布や地域情報誌の閲覧ができます。