目だけは改造しておきたい【HG ゴッグ】ガンダム信者のガンプラレビュー♪
【HG ゴッグ】バンダイ
[発売日]2000年3月
[価格]880円(税込)
パッケージ
かれこれ20年以上前に発売された【HG ゴッグ】ですが、いまだに再販され続けているコスパ抜群の良キットです。物価高の続くこのご時世なのにまさかの定価880円。お財布に優しいモビルスーツです。
製作に関しては、いつものスミ入れ・トップコート・部分塗装でのお手軽仕上げですが、今回は唯一の弱点と思われるモノアイを改造したものをご紹介します。
全身
ジオン系のモビルスーツらしいドッシリとしたプロポーション。スミ入れできる箇所はさほどありませんが、アニメ準拠だと考えるとファーストのモビルスーツはこれくらいシンプルなのが正解ですね。それっぽい雰囲気を出すために別売りの水転写デカールを貼り付けています。
スネの部分にうっすらと合わせ目が見えますが、それ以外は全く合わせ目が見当たりません。素晴らしいパーツ設計です。
バストアップ
頭の黒い部分や、お腹のメガ粒子砲の中心部は塗装した方が良さそうです。私は全てガンダムマーカーで塗りました。それにしても1/144なのに迫力があります。
ヘッドパーツ
このキットを製作した時に最も力を入れたのがモノアイの改造です。
本来はこちらのシールをパーツに貼り付けるだけです。
そうすると、こんな感じのノッペリとした仕上がりになります。当然モノアイを動かすこともできません。
そこでこちらの改造用パーツ。左からWAVE社製の「H・アイズ」、HIQ PARTS社製の「HD プレート」(画像は4.0mmですが、本キットには3.5mmを使用)、そしてWAVE社製の「B・ジョイント」です。お手頃価格で助かります。
これらを使用して、多くのモデラーの方がやっているであろう手法で改造しました。
こちらが頭部のパーツ。本来であればこれにシールです。
裏から見るとこんな感じです。とりあえず緑の枠の部分をカットします。
つや消しブラックで塗装。いろいろと試している途中、ダボが一ヵ所折れてしまいましたが特に影響がない部分だったので助かりました。
少し見えにくいと思いますが、残しておいた前面の仕切りの部分にジョイントを通す穴を開け、仕切りの裏から接着して固定。
多少手間はかかりますが、これをやるだけでかなりカッコよくなると思います。
大きく動かすことはできませんが、見栄えはかなり良くなっているのではないでしょうか。私は素人なのでこの程度のことしかできませんが、器用な方ならもっと作り込んだり、可動域を広げたりも出来ると思います。
可動チェック
ドッシリ体型なので足は全体的にあまり動きませんが、腕は蛇腹状なのでクネクネ動きまくってくれます。
指は独立していて、全て一本ずつ動かせます。これは有り難いです。
ドッシリしているので安定感があります。ヘンテコなポーズにも対応。