盗難に遭いやすい車は?愛車を守る盗難防止グッズのオススメ8選
駐車場にあった車が一夜にして消えたといった悲しいニュースを耳にすることが多いですよね。車に強い愛着を持っている人ほど、他人事には思えないでしょう…。
窃盗集団による犯行も多く、盗難にあった車は海外に不正に輸出されて販売されることが多いです。また解体して部品を販売したり、他の車両に取り付けして販売したりするケースもあります。
このような悲しいことにならないように愛車を守るための対策は必須です!この記事では現在の自動車盗難の状況と、どのような車が盗難に遭いやすいのかを見ていきます。
さらに車系Instagramでフォロワー7,900人超え、ブログ「やっさん車好きの味方」を運営する生粋の車好きの私が、盗難から愛車を守るための盗難防止グッズのオススメ8選を紹介します!
自動車盗難状況について
自動車盗難状況を確認してみましょう。日本損害保険協会が公開している車両本体盗難データを見ると盗難に遭いやすい車がわかりますね。
2020年
1位:プリウス 383件
2位:ランドクルーザー 275件
3位:レクサスLX 175件
4位:クラウン 146件
5位:アルファード 139件
2021年
1位:ランドクルーザー 331件
2位:プリウス 266件
3位:レクサスLX 156件
4位:アルファード 138件
5位:クラウン 81件
2022年
1位:ランドクルーザー 450件
2位:プリウス 282件
3位:アルファード 184件
4位:レクサスLX 156件
5位:レクサスRX 90件
5位までを抽出してみると、全てトヨタが製造した高級車かつ人気車ですね。トヨタ車は海外での人気も高く、販売価格を高くしても買われるためです。
私自身もランドクルーザーに乗ることになった時から気をつけていますが、2年連続で盗難ランキング1位という結果を見て改めて気を引き締めました。
愛車を守る盗難防止グッズ8選
ここからは窃盗集団などから愛車を守る盗難防止グッズを紹介していきます。
ハンドルロック
ハンドルを固定することで、車の操作を困難にし、盗難を防ぎます。標準装備されていますが、さらに外付けのハンドルロックを利用しましょう。
外付けのハンドルロックは視認性が高く、盗む側からしたら手間がかかることが明らかなため、盗難を未然に防ぐ効果も期待できます。
ブレーキロック
ブレーキペダルを固定し、車の移動を防ぐ装置です。ハンドルロックと併用することで、より高い防犯効果が得られます。
タイヤロック
タイヤに装着することで車両の移動を阻止します。特に駐車場などでの長期間の駐車時に有効です。ハンドルロック同様に視認性が高く、取り外しに時間がかかるため、盗難を未然に防ぐ効果も期待できます
イモビライザー
車のエンジンを特定のキーなしには始動できないようにするシステムです。現代の車には標準装備されていることが多いですが、古い車種に追加することも可能です。
古い車種に乗っている人は追加で装備することをおすすめします。
車用防犯ブザー
不審な動きや衝撃を感知して大音量のアラームを鳴らす装置です。盗難の抑止力があります。アラーム音を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。誰もが振り向く音なので効果は抜群です。
ドライブレコーダー
車両の前後や内部を記録するカメラです。最近はエンジンを切ったあとの駐車中も周囲を記録する駐車監視機能タイプもあります。盗難時の犯人特定に役立つだけでなく、事故時の証拠としても有効です。
センサーライト
車に近づく人物を感知して自動的にライトが点灯する仕組みです。防犯灯としての効果があり、不審者の接近を防ぐことができます。
GPSトラッカー
GPSトラッカーと呼ばれるシステムを車に搭載することで、GPSより取得した位置情報をスマホやパソコンからリアルタイムで確認できます。万が一の盗難時、通信が届く範囲であれば日本全国どこでも位置情報を把握できることはメリットです。
GPSによる情報は、警察への捜査協力にも有効です。窃盗集団もGPS搭載に警戒し、窃盗後数日間は駐車場に停車して様子見する場合もあります。
あとから取り付け可能なので、盗難に遭ったときでも取り戻せる確率が高くなることを考えるとおすすめです。
まとめ
この記事では自動車盗難状況や盗難防止グッズについて紹介しました。盗難に遭いやすい車ではないからといって大丈夫と安心はできません。どんな車でも狙われる可能性があるので油断大敵です!
盗難防止に最も重要なのは車を安全な場所に駐車するなど日常的に意識しておくことが大事です。その上で可能な限りの盗難防止対策をおこない、愛車を盗難から守りましょう。