「美味しいりんごは”左”or”右”?」元スーパーの店員が『美味しいりんごの選び方』を解説
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りんごを選ぶとき、何を基準にして選んでいますか?形や大きさ、色など、見た目だけで判断していませんか?実は、りんごの美味しさを見極めるためには、ちょっとしたコツがあるんです。
この記事では、元スーパーの青果担当である私が、美味しいりんごを選ぶための簡単なポイントを紹介します。これを覚えておくと、次に買うりんごはさらに美味しく感じられるかもしれませんよ。
コツ1:りんごのおしりの色をチェック
まずはタイトルのクイズについて回答しますね。
答えは、左のりんごが甘くて美味しいことが多いです(同じ棚に並んで、同じ品種の場合)。
その理由は、おしりの色によって、そのりんごがどれだけ熟しているかが分かるからです。
例えば、赤いりんごでも、おしりが緑色の場合はまだ熟度が足りていないと言われています。
反対に、黄色くなっているおしりのりんごは、よく熟していて、甘さと濃厚な味わいが期待できます。
この方法は、私がスーパーで働いていた時、30年以上も果専店で働いていたベテランの方から教えてもらったものです。
またスーパーで勤めていたときから数えきれないほど食べ比べていますが、おしりが黄色い方が甘くておいしい確率が高いです。
特に赤いりんごを選ぶ際には、おしりの色に注目してみてください。
コツ2:色とツヤをチェック
次に、りんごの表面の色とツヤを確認しましょう。新鮮なりんごは、色が鮮やかで、光沢があります。色がくすんでいたり、ツヤがないものは、鮮度が落ちている可能性があります。また、りんご全体が均等に色づいているかも見てください。底の部分まで色がしっかりついているものは、味が濃く、美味しいことが多いです。
ここで注意したいのは、「葉とらずりんご」などの特別な栽培方法を使っている場合は、この基準に当てはまらないこともあります。その点はご注意くださいね。
コツ3:軸が太いりんごを選ぶ
同じ品種でコツ1、2が同じりんごが並んでいたら、軸が太いものを選んでみてください。りんごは、軸が太いほど、果実に栄養がしっかりと行き渡っている証拠と言われています。その結果、甘くて美味しいことが多いのです。
私がスーパーで試食を出すときも、軸が太いりんごの方が甘みが強く、風味が豊かだと感じることが多くありました。普段の買い物でも、コツ1、2の条件が同じならば、私は軸の太いりんごを選ぶようにしています。
まとめ
- りんごのおしり部分の色で熟度を確認。おしりが黄色いのがおすすめ。
- 色鮮やかでツヤがあり、底まで均等に色づいているものを選ぶ。
- 軸が太いりんごは甘くて美味しい傾向がある。
気になる方は、ぜひスーパーでチェックして下さいね。
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