ソニーが今秋発売の「Xperia Z3」を発表
ソニーは、Xperiaの最新モデルとなる「Xperia Z3」をドイツ・ベルリンで発表した。Xperia Z3は今年秋に日本でも発売される予定だ。
Xperia Z3を正面から見ると、従来モデルに比べてあまり違いがないように感じるが、側面が丸みを帯びるなど、一部にデザイン変更が施されている。
また、本体カラーがホワイトの場合、画面周辺もホワイトの部材を採用したことで、従来のXperiaシリーズとは異なる印象に仕上がっている。
カメラは20メガピクセルと画素数は従来と変わらないが、25mmの新型レンズを採用し、世界初のISO12800対応で暗い場所での撮影にさらに強くなった。
また、ハイレゾ音源にも本体のみで再生が可能になり、さらにPS4との連携プレイが可能な「PS4 リモートプレイ」機能にも対応するなど、ソニーのグループ力が結集したスマホに仕上がっている。
Xperia Z3以外にも「Xperia Z3 Compact」という小型モデルも用意されている。Xperia Z3が5.2インチなのに対し、Xperia Z3 Compactは4.6インチと片手での操作がしやすいサイズ感にまとまっている。
本体は小型ながら、防水・防塵、カメラ性能、ハイレゾ再生などの機能はXperia Z3と同等となっている。
ソニーではさらに8インチのコンパクトタブレット「Xperia Z3 Tablet Compact」を投入する。これまでXperiaのタブレットと言えば、10インチクラスばかりであったが、ようやく8インチクラスが登場することになる。実際に持ってみると、軽く(270g)薄い(6.4mm)ので、モバイル用途のタブレットとしてはiPad miniの強力なライバルとなりそうだ。
また、ソニーではウェラブル機器として「SmartBand Talk」と「SmartWatch 3」も発売する。
「SmartWatch 3」はグーグルが腕時計型端末向けに開発した「Android Wear」を搭載し、歩数や消費カロリーを管理するだけでなく、音楽や映像の再生にも対応。
「SmartBand Talk」は曲面型電子ペーパーディスプレイ搭載し、歩数やアプリの表示をしつつ、電子ペーパーにより、電池寿命も3日程度と長いのが特長だ。スピーカーとマイクを内蔵し、ハンズフリー通話やボイスコマンド機能を備える。
こちらも日本での発売が予定されている。