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【デジタル大掃除で年越し】無料体験から放置していたサブスクを見直して年間4万円の固定費削減!

noporin家電ライター・ブロガー

リモートワークも増え、外出や買い物が制限された時期を過ごしたコロナ禍、出かけないから出費も抑えられると思いきや、おうち時間を楽しもうと、家具や家電を変えたり、趣味のコンテンツを充実させたりと、結構なお金を使いました。

最近は経済活動もだいぶ活発化してきたと同時に、物価の高騰で必要経費も増える一方。
何とか家計をやりくりするためには、衝動買いをやめるだけではなく、「固定費削減」が至上命題です。

そこで私は思いたちました。「そうだ、サブスク減らそう!」

おうち時間を過ごすために試しまくったサブスク

YouTube廃人王に俺はなる!(いや、なってる)
YouTube廃人王に俺はなる!(いや、なってる)

「売り切れ」「在庫なし」なんて言葉はサブスクには関係なし。思い付いたその時にスマホ一つで好きな音楽や映画、漫画を楽しみ放題の日々は本当に至福。

自然とスマホやPCを使う時間も日に日に増えて、趣味だけでなく、料理レシピサイトや、運動トラッカーを連動させた健康管理アプリの有料会員になったり、スマホの容量不足をカバーするストレージを増量したりと、ほぼサブスク依存?カモネギ状態?でした。

以下、現在私が加入しているサブスクサービスの"ほんの"一例です。

コンテンツ系

Amazon Prime、Amazon Music Unlimited、YouTube Premium、Audible

仕事系

Adobe Creative Cloud、Microsoft365

趣味系

PowerDirector(動画編集)、Flickr pro(写真共有)、Google One(ストレージ)

生活系

クラシルプレミアム(レシピサイト)、Fitbit Premium(健康管理)

仕事で必須なアプリは別として、趣味や生活系のサブスクは無料のままでもコンテンツ量は充分楽しめますが、使いこんでこそ欲しくなる機能はやっぱり有料なので、そこまで自分が欲するかどうかを無料体験で試すことになります。

魔法の言葉「無料体験」の甘い罠から、気がつけば抜けられない

「いつでも解約できる」は「いつしか忘れる」と(私には)同義語
「いつでも解約できる」は「いつしか忘れる」と(私には)同義語

無料機能と有料機能がある場合、そりゃフル機能使えたら楽しいし便利に決まってる!
でも、お金払ってまではなぁ・・・と躊躇するところに「無料体験」は甘い誘惑。
最初にMAX体験をして無料期間で本当に辞められるのか?

無料期間後に一旦サービスが止まり、その後本契約に進むなら、我に返って考え直すこともできますが、多くの場合は最初から本契約をし、クレジットカードや銀行口座登録などの支払い設定も済ませるので、無料期間後自分で退会しない限りは自動的に有料期間へと進みます。

健康管理など長期観察を要するものは、最長半年というプランもあり、最初の1ヵ月くらいで使わなくなったとしても、もはや契約すら忘れていつしか有料期間突入。(更新期限前の「あと〇日で有料になります」通知って気配隠すのうまいんだよな・・・。)

思い出して退会処理までは進んでも、「2022年〇月〇日まではサービスが使えますが、今退会しますか?」とか平気で誘惑してくるよね!あいつら!

期限ぎりぎりまで退会しない方がお得?とつい思って、また放っておいて結果忘れて自動更新されるのが蟻地獄パターン。

かくしてサブスク固定費は雪のように静かに降り積もっていくのです。

本当に自分が必要なサブスクを見分ける3か条

元々使いたくて入ったサービスですから、本当に辞めるかどうか考える時、私が仕分けの目安とした3つのポイントをご紹介します。

1.月に1回は有料機能を利用しているか?

あったらいいな、何かあった時に便利、は年に1度も使わない。最低月1回も有料機能を活用していない場合は続ける意味なし。

(私の場合)Fitbit Premium⇒解約
無料より分析項目が格段に増えたが、本来のFitbitの使用目的が歩数測定と睡眠ログと体重管理で、有料で増えた項目は最初の物珍しさだけで段々見なくなった。自分にはオーバースペックだったのだ。

2.「一番欲しい機能」はプライスレス

有料機能のうち、一つでも「これだけは絶対使いたい」と思う機能があるならどんなに高くても継続の価値あり。元が取れるかどうかではありません。

(私の場合)YouTube Premium⇒継続
入る前は「広告非表示だけ(のイメージ)で1150円?高っ!」と思ってたのが、ゲーム実況配信沼にハマってからは、「オフライン再生」で通勤中でもパケ消費せずにみられるし、「バックグラウンド再生」で画面オフしても音声聴けるし、「1150円?この快適さ、プライスレス!」と手のひら返しです。

3. 代替手段が他にあるならやめる

唯一無二のアプリや機能ならともかく、似たような無料アプリを試してみるとか、ストレージ容量をお金で解決しようと思う前に、不要なファイルを減らす努力をしてみるとか、「お金で解決する」前に代替手段を考えてみましょう。

(私の場合)Google One ⇒解約
スマホで写真撮りすぎて、Googleフォトの容量アラームにビビり、有料プランで容量を増やしたものの、思えばスマホ写真はAmazonフォトだのAdobeクラウドだの複数同期していたことを思い出す。Google Oneは画像編集機能も増えるけど、そりゃInstagramでもできるしな。

サブスク大整理実録の結果、年間4万円超の固定費削減に成功!

忘れていたサブスクを全部書きだして計算してみたら、積もり積もって月額15000円あまり払っていたサブスク固定費。

あらためて各々のプランと機能をじっくり見直して、以下のジャンルのサブスクを減らしてみました。

・ストレージ系(不要なファイル整理で対応) ⇒ -1233円
・健康管理 (無料機能で十分)⇒ -980円
・レシピ(他の無料アプリに乗り換え)⇒ -480円
・動画編集(有料素材は年に1回しか使わなかった)⇒ -316円

プラン見直しでさらに節約できるものも

Amazon Music Unlimitedは夫婦別々に個人で月額契約していたものを、ファミリー年間契約に切り替えて、月額527円も削減できました。

このように、最初に始めた時から年月が経つと、用途や環境に応じてお得なプランが変わっているかもしれないので、そこも大事な節約ポイントです。

結果、今回のサブスク仕分けの結果を合わせると、月額3500円の削減となり、年間42000円もの節約となりました。

こんなに節約できたなら、来年はこの分で、新たにルンバのサブスクでも始めようかな?

とか思いながら、Amazon Musicで「2022年J-pop ベストヒット」を聴きながらこの記事をまとめる、全然懲りない私であった。

家電ライター・ブロガー

さそり座O型。静岡県浜松市出身。家電量販店が夢の国より大好きなレビューブロガー。通電するのものとTEAM NACS と星野源に萌える、「通電NACS源クラ女子」。家電をスペックで語るより、使う人にどんなライフスタイルを与えるかを大切に、思いのたけを発信しています。

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