【高崎市】ART FAIR TOKYO 2023出展アーティスト古賀充「tiny end」入場無料!
3月10~12日 東京国際フォーラムで開催される日本最大級の国際的なアートフェア「ART FAIR TOKYO 2023」に出展が決定している新進気鋭のアーティスト 古賀充さんは、数年前に移住して来られた高崎市民です。
古賀充さんは海外のアートフェアでの評価も高く、専門誌にも多数取り上げられています。
今日は、今注目のアーティスト 古賀充さんの作品を無料で見て感じることのできる展覧会「tiny end」をご紹介します!
古賀充「tiny end」2月18日~3月20日
高崎市問屋町にあるビエント アーツ ギャラリーにて先週末から始まった展覧会「tiny end」
古賀充さんの新しい試みであり過去最大の作品「tiny end」が展覧会のタイトルとなっています。
「tiny end:タイニー エンド」とは「小さな結末」という意味で、古賀充さんの造語です。
≪古賀充さんからのメッセージ≫
今回は制作過程のメモや思考をまとめた文章をランダムに配置した大きいドローイングを展示しています。
一見静謐にみえる絵画が、実は多くの思考を経て成り立っているのだということを感じて頂ければ幸いです。
空間・空気・時間・距離など人が視ることができないものを鉛筆画で表現する古賀充さんは、作品製作の過程で”考えている時間”が80% "絵を描いている時間"が20% とのこと。
「芸術って実はこんなに難しいことを考えてるんですよ。複雑なんですよ。というのをちょっと知ってもらいたいな」という気持ちから「今までやったことのない展示」が出来上がりました。
「tiny end」のメモやドローイング(アーティスト古賀充さんの内面)と 完成したアートを同時に見ることの出来る特別な空間です。
↑ 「これはこれで完成で大丈夫だ」と自分が思えたところで描き終える。
一見 未完成のように見えるものは可能性を秘めているので、色々な見方をして欲しいそうです。
↓「基本、好きなものを描く」という古賀さん。細かい描写が大変になるとわかっているのに、つい選んでしまう「圧力計」
↓ 古賀さんが魅了された風景。色と温度、時の流れとその場に残された感情を感じました。
↓ 「穴熊の骨」 古賀さんオリジナルの下地作りと仕上げの技術が鉛筆画の可能性を広げます。
私の根底には常に同じテーマがあります。それは空間・空気・時間・距離など、人が視ることができないもので、表現できないものを表現することです。
モノを媒介にした現実的ではない表現ではなく、目とモノの間に確かに存在する無色透明を描き出すこと常に頭においています。(古賀充さん Gallery Seek HPアーティスト紹介 より)
古賀充さんの描いた2台のダイヤル式電話機を前にした時、あなたはどんな「空間・空気・時間・距離」に思いを馳せるでしょうか。
古賀充「tiny end」まとめ
古賀充さんのアートと切り離せない哲学的な部分については、下記のインタビュー記事をぜひご一読ください。
空間・空気・時間・距離など人が視ることができないものを鉛筆画で表現する【古賀充】インタビュー 2022.06.04 Gallery Seek
「ART FAIR TOKYO 2023」に出展される作品7点は公式HPで公開されています。
古賀充さんの素晴らしい鉛筆画と大型展示「tiny end」を高崎市内で! 無料で! 見ることが出来るなんて嬉しいですね。
在廊日の告知は ビエント アーツ ギャラリーと古賀充さんのInstagramでご確認ください。
直近では 2月26日(日)が在廊日です。
「質問は歓迎です!」と仰っていたので、ぜひ声を掛けてみてくださいね。
古賀充
■ アーティスト・トーク 古賀充「tiny end」(YouTube)
公式Instagram . .Gallery Seek
【詳細情報】
ビエント・アーツ・ギャラリー
公式HP. .公式Instagram
住所:高崎市問屋町2丁目7(ビエント高崎1F西側)(GoogleMap)
営業日:土・日・月曜
営業時間:12:30-18:30(最終入場18:20まで)
駐車場:あり 無料