梅雨前線上の低気圧が急北上か 7日(土)は関東で一転冷雨予報に
GW終盤は行楽日和が続く??
上図はおととい4日(水)午前11時発表の東京地方の週間予報です。
やや雲は出やすいものの傘マークはなく、GW終盤にかけて行楽日和が続くだろうという見立てだったのですが、どうも雲行きが怪しくなってきました。
あす7日(土)は、東京を含む関東地方で、雨予報に変わってきています。
梅雨前線上の低気圧が発達しながら急北上
タイトル画像にある通り、日本の南海上にはおととい4日(水)沖縄地方に梅雨入りをもたらした梅雨前線が長々とのびています。
このあと今夜には梅雨前線上に低気圧が発生し、上空の気圧の谷に引っ張られるように北東方向へ急北上し、しかもかなり発達しながら北上してくる予想です。
以前からこの低気圧の発生予想はあったものの、あまり北上せずに東進するとみられていたため、影響は少ないだろうということで晴れマークもついていたのですが、きのう5日(木)あたりから上空の気圧の谷に引っ張られるように北上する気配が見え始め、けさの予想ではそれがより顕著となりました。
上図のように、あす7日(土)は低気圧が発達しながら近づく伊豆諸島では雨や風が強まり、荒れ模様となる心配がある他、関東でも明け方から昼頃を中心に雨が降り、長引けば、夕方頃まで雨が残るかもしれません。
千葉県など沿岸部では、本降りの雨や風も強まる心配がありますので、特に海でのレジャーは注意が必要です。
東京は昼過ぎまで冷たい雨か
東京でもあす7日(土)に日付が変わるとともに弱い雨が降り出し、明け方から昼過ぎにかけて、傘の必要な雨となるでしょう。
雨で気温の上がり方もにぶく、午前中は15度を少し上回る程度の状態が続きますので、汗ばむ陽気だったここ数日に比べて、また大きくダウンすることになりそうです。
今年は4月以降、例年以上に大きな寒暖差が生じていますが、週末にかけては再びやってくる大きな寒暖差にもご注意下さい。