【栃木】訪問困難?!でも行きたい!平日週3日昼の3時間だけ営業する本格スパイスカレーのお店
旅行・グルメ・おでかけライターのsatochinです。先日栃木県の鹿沼市でとんでもなくおいしい南インドカレーと出会いました。営業は毎週月・火・水の11時から14時。ちょっと難易度の高いお店ですが、おいしさはお墨付きです!
漂流するカレー屋「アーナジャーナ」
栃木県の鹿沼市でイベントやケータリングを中心に営業していたカレー屋「アーナジャーナ -AanaJaana-」。地元の人からは“漂流するカレー屋”として親しまれていました。そんなアーナジャーナが、2019年から“湯気”に漂着中です。
なんのこっちゃ?と思われるかもしれませんが、自家農園でとれた野菜を出汁で煮込んだおでんを提供する人気居酒屋「おでんとお酒 湯気」の定休日を利用して、平日のランチタイムだけアーナジャーナが営業しているんです。
平日、月・火・水の11時から14時の間と営業時間はとても短いですが、一度食べたら忘れられない南インドカレーを求めて、多くのお客さんが訪れています。
しかも、JR鹿沼駅からは車で15分、新鹿沼駅からは車で12分と、アクセスもあまり便利ではありません
でも、完成間近の南摩ダムから車で8分、スノーピーク鹿沼キャンピングリゾート&スパから車で6分と、観光のついでにランチで利用するにはオススメの場所です。
ヘルシーな南インドカレー
アーナジャーナのカレーは、鹿沼の新鮮な野菜をメインに使用した、お肉やニンニクを使わない優しいカレーです。スパイスも自分で焙煎しています。
店主の中山さんは子どもが生まれたのをきっかけに、家族で自然豊かな鹿沼へ移住してきました。最近は自分でお米も育てて収穫。インドと日本のハイブリッド米を育ています。カレーによくあうと好評です。
カレーは、お米・カレー・副菜などの料理をそれぞれ小さな器に盛り、大きなお皿に乗せた南インド特有のミールスという形で提供されます。
「ベジターリーセット」実食
ベジターリーセット(1,800円)をいただきました。
カレーは3種。この日は、春大根とひよこ豆のスパイシーカレー、ヨーグルトカレー、レンズ豆のカレーでした。
他にサラダが2種類。春菊とキャベツです。
横に添えられていたのは大根のアチャールと柚子のアチャールです。アチャールはインドのお漬物。大根はかなり辛くて、辛いのが好きな私にはドストライク!
ご飯の上に乗っているのは豆粉のおせんべいパパド。細かく砕いでライスの上にかけていただきます。パリパリとした食感が楽しい。
まずは1種類ずつカレーを味わいます。
春大根とひよこ豆のスパイシーカレーは、その名の通りスパイシーで、これぞカレーという味。
ヨーグルトのカレーはマイルド。酸味が感じられます。
レンズ豆のカレーは豆の甘さとスパイシーなカレーのバランスが絶妙。
どれもトロミがなくバシャバシャした感じで、スパイスカレー以外は比較的あっさりとしています。
それぞれ味わった後、今度は混ぜていただきます。スパイシーカレーとヨーグルトカレー、スパイシーカレーとレンズ豆のカレー、ヨーグルトカレーとレンズ豆のカレー、そのまま食べるのとはまた違って楽しい!最後は3種類全部混ぜていただきます。
単品でもおいしいのだけど、混ぜることで、どんどん味が変わっていくのが本当におもしろい。変幻自在なカレー。アチャールを混ぜると、また違う味に。ひと口ひと口食べるたびに変わるのがおもしろすぎます!
最後はHotチャイ(スパイスミルクティー)で、ほっとひと息。
これはわざわざ来たくなるのもわかります。
平日に休みがとれないよ~という人は、公式SNSでイベント出店をチェックしましょう!週末はイベントへの出店も行っています。
アーナジャーナ
住所 鹿沼市西沢町337-1 ※「おでんとお酒 湯気」の看板が目印
営業時間 11:00~14:00
営業日 月・火・水曜日
公式インスタグラム アーナジャーナ(外部リンク)
取材・撮影協力 鹿沼市経済部観光交流課、アーナジャーナ
鹿沼市経済部観光交流課様のご協力により、取材のためアーナジャーナ様から料理を提供していただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。