「熱々ご飯に納豆」←「それやめて!!」料理人からの警告【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、「納豆」は好きですか?
私には愛してやまない納豆があります。それがタカノフーズさんから出ている『しそ海苔納豆』です。これが本当に好きで1回の食事で3パック食べてしまう、なんてこともありました。もし、あなたが納豆が好きで『しそ海苔納豆』をまだ食べたことが無いのなら、ぜひ今度食べてみて下さい!私のイチオシです。
余談はこれぐらいにしておき、今日の本題に入りましょう。
皆さん、納豆を食べるとき「どのようにして」食べていますか?
大きく2パターンに分かれると私は思います。1つ目は「パックのまま食べる」2つ目は「ご飯の上にのせて食べる」。このどちらかではないでしょうか?
もし、あなたが後者の「ご飯の上にのせて食べる」という方でしたら、今回の記事を最後まで読んで頂けると嬉しいです!
今回の目次
- ナットウキナーゼ × 熱々のご飯
- 常温放置
- (個人的)オススメ納豆トッピング3選
- まとめ
ナットウキナーゼ × 熱々のご飯
皆さん「ナットウキナーゼ」という言葉を聞いたことありませんか?知らない方のために、ざっくりと解説すると…
【ナットウキナーゼとは】
納豆から抽出される酵素の一種で、納豆特有の粘り気の源です。
【健康効果】
・血液の流れを改善し、血栓を予防。
・血圧を低下させる。
・認知機能の維持に寄与。
・コレステロール値を改善。
・免疫システムを強化。
などが挙げられます。また、その健康効果からサプリメントとしても利用されています。ナットウキナーゼは非常に優秀ですが、実は「高温」に弱いです。
ナットウキナーゼは酵素の1種のため、50度以上の温度で活動が弱まり、70度でほとんど機能を失います。
そうなんです!普段、熱々ご飯の上に納豆をのせて食べている方はちょっと損をしているのです。
我々が使用している炊飯器の保温機能の温度は約60度〜75度だと言われています。つまり、炊飯器からよそったばかりのご飯に納豆をのせてしまうと…ナットウキナーゼが死滅してしまうのです。
ナットウキナーゼの恩恵を最大限に受けたい方は、ご飯と納豆を別々に分けた状態で食べるようにしましょう!
常温放置
皆さん、冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい状態の納豆を食べていませんか?
実は…納豆菌は殺菌されていないため、常温で発酵が進みます!
食べる30分前には、冷蔵庫から出して常温で置いておくと良いです。
(個人的)オススメ納豆トッピング3選
納豆を単体で食べるのは、もう飽きました!という方はぜひ「トッピング道」へ!
私がオススメする納豆トッピングを3つお教えします。
・たくあん
・長芋←小さく切るのがオススメ
・キムチ
3つ全部入れても、美味しいのでぜひお試しください!
まとめ
- ナットウキナーゼは「高温」に弱い
- 50度以上の温度で活動が弱まり、70度でほとんど機能を失います。
- 納豆菌は殺菌されていないため、常温で発酵が進みます
- 食べる30分前には、冷蔵庫から出しておくと良い
【もっと勉強したい人へ…】
「卵は賞味期限が切れても捨ててはいけない理由」を「X」で分かりやすく解説しているので良かったら、見てみて下さい!