【仙台市若林区】アッサリもコッテリもいける豚骨系神戸ラーメン! 美味しいカレーもセットで実食レポ
仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。
「神戸ラーメン」と聞いて皆さんはどのようなイメージを抱かれるでしょうか。ラーメン好きの間での認識や、アレやコレやとネットを検索して調べてみた情報(あくまでも所説あります)では、神戸ラーメンとは、定義が明確な同一系統のラーメンを総称したいわゆる「ご当地ラーメン」ではなく、神戸で発祥した神戸で愛されている様々な幅広いジャンルのラーメンのことなんだとか。
中華街を有するということで、神戸のラーメンと聞くと中華っぽいラーメンをイメージしてしまうところもありますが、実はその懐は非常に深く、貿易港として様々な国々が交わるかのような多様性のあるラーメンが展開されているのかもしれません。ううむ、奥深い。
今回はそんな「神戸ラーメン」の1つを味わうことができるお店のご紹介です。
そのお店とはこちら、若林区は六丁の目にある「らーめん処山神山人(さんじんさんじん)仙台店」さん。
産業道路、仙台東IC付近「ヨークベニマル六丁の目店」さんのある十字路を荒井方面に入った、こちらの道沿いにあるお店です。山の神に山の人、印象的な店名と看板で気になっていた方も多いのではないでしょうか。
印象的な看板の下には「市場のカレー屋さん」というミニ看板。
そう。ご存じの方もいるかと思いますが、山神山人さんは、同じ若林区内にある人気スポット「杜の市場」さんの中にも店舗があり「市場のカレー屋さん」として、ラーメンに加えて美味しいカレーも提供してくれているお店です。
さっそく仙台店さんに入店してみると、シックな落ち着いた雰囲気の店内はカウンター席にテーブル席、小上がり席があります。
恒例のメニュー表チェック! 山神山人という店名の上に燦然と描かれている文字は「神戸ラーメン」。
豚骨感を感じさせてくれる白いスープをベースにあっさりとこってり、お好みの味を選べる「並盛り」ラーメン。そして、焦がし辛味噌、醤油、マー油の入った黒盛り、ニンニクたっぷりの元気盛りまで、色んな味を試してみたくなる幅広いラインナップです。
そしてもちろん、杜の市場店さんと同様にカレーを注文することも可能。なんなら、カレーに合うこと間違いなしの様々トッピングをのせちゃうことも可能です。
嗚呼、どうしよう。ラーメン、カレー、どちらも美味しそうで悩ましい…。
ええい、そんなに迷うのであれば、こうしてしまおう! と、着丼しましたのは、あっさり並盛りの麺硬めと半カレーのセット。
ラーメンとカレー、どちらも食べたい欲求を抑えることができず、ついつい両方頼んでしまったというワンパクを抑えきれなかったセットです。
それでは、まずはラーメンからいただきます! スープを一口飲んでみると、「あっさり」という名前だけあって、スッキリとしたあっさりシャープな豚骨スープ。
そのままでも十分に美味しいのですが、神戸と仙台の融合として上にのせられた仙台味噌。これを少し溶かしてみると、まさに融合、フュージョン。塩味とコクがプラスされ、さらに味の深みが増しました。
ツルっとしていて歯切れの良い麺もスープに合いますねぇ。やっぱり豚骨系にはこの麺でないと。ズルズルっと一気にすすります。
と、ベーシックな基本の味を堪能できたところで、無料で注文できるために頼んでいた「にんにく・紅生姜・高菜」の3種から…
生ニンニクをマッシャーで絞って投入! はい、きましたコレ。神戸ラーメンの豚骨、仙台味噌、そして生にんにく、まさに無敵の組み合わせ。箸が止まらない状態に突入してしまいました。
いやいや待て待て。カレーもあるではないかと、ラーメンの合間にカレーで箸休めをするという贅沢。
箸休め、というには美味しすぎるビーフカレーです。しっかりとした辛味にビーフのコク。ラーメンの味が一度リセットされ、ちょっとカレーを食べることに集中してしまうほど。これ、セットにして正解のカレーです。大正解。ワンパクを抑えきれなかった自分を褒めてあげたい。
以降、ラーメンとカレーを交互にズルズル、パクパクと食べすすめ。
ラーメンの麺がなくなってしまったため、替え玉(バリカタ)まで投入し、無料トッピングを全力で堪能しつつ…
ふぅ。ちょっとワンパクに食べ過ぎちゃってお腹苦しいかも…。大満足&大大大満腹のごちそうさまでした!
いかがだったでしょうか。神戸ラーメンと美味しい市場のビーフカレーが堪能できる「山神山人仙台店」さんのご紹介でした。気になった方は是非足を運んで、自分好みの組み合わせを見つけてみて下さいね。
●らーめん処山神山人仙台店●
〒984-0004 宮城県仙台市若林区六丁の目東町1−63