京都も各地でハロウィンイベントが開催されたり、街でも「ジャック・オー・ランタン」などがあちこちでみられるようになっていますね。そんな中でやはり人気はケーキ屋さんがこの時期に作るハロウィンスイーツです。洛西で評判の店を2店紹介します。

阪急松尾大社駅から徒歩8分、府道29号線から、周りに田畑も広がる田舎道を西に少し入ると京都松尾郵便局の隣に、緑多めのレンガ調の玄関に「Patisserie＆Cafe Towaneee」と書かれたシックな看板があります。10月19日も営業されていました。

まるでおとぎの国、ジブリやディズニーに出てきそうなファンタジー空間の中で出されるハロウィン限定の「黒猫ショコラロール」や「かぼちゃのモンブラン」が人気です。「かぼちゃのモンブラン」は、キャラメルムース、カボチャクリーム、チョコムース、いちごムース、フィナンシェ生地を使った贅沢な逸品です。

「黒猫ショコラロール」は、ブラックココアのロール生地に、キャラメルクリームとショコラムースをサンドし、黒猫に仕上げられています。1つ1つ猫ちゃんの顔が微妙に違うので可愛い。食べてみると表面からやわらかいコーティングで中までとろけるような新食感の美味しいケーキでした。

阪急洛西口駅を向日市側に国道をしばらく進むと、あたまにいちごのケーキを載せたキャッチ―なうさぎの壁画が目に飛び込んで来ます。「Pâtisserie NICO」が2024年10月19日も営業をされていました。ショーケースには乙訓地域の特産品で、放置竹林が社会問題化していることもあり、竹炭を使った黒いチーズケーキやかぼちゃプリンも登場していました。

「ティラモン」と名付けられた可愛いモンスターの陶器にティラミスと大きなチョコチップクッキーを飾りつけた逸品もあります。クッキーのサクサクを損なわないようチョコディップされているのだとか。

店名の「NICO」は、「一つのケーキで幸せがニコに増えますように」との思いからママさんオーナーパティシエの佐々木美華さんが名付けました。

2021年1月8日にオープンした「Pâtisserie NICO」もあと数か月で4周年を迎えます。

「Patisserie＆Cafe Towaneee」（外部リンク）　京都市西京区松室庄田町2-5　075-334-6039

「Pâtisserie NICO」（外部リンク）京都府向日市物集女町五ノ坪16-15　075-950-0159