【志摩市】天保元年創業・老舗のオリジナル丼は他にはない逸品
志摩市磯部町にあるうなぎの老舗店、川うめは江戸時代、天保元年に創業した老舗中の老舗です。
うなぎ好きの私は県内でも美味しいと評判の店がたくさんある津にもよく食べに行くほどのうなぎ好きなのですが、そんな私が志摩市で一番好きなのが川うめのうなぎなのです。
とは言ってもしょっちゅうは通えないのですが、何かの折に立ち寄ったり、かば焼きのテイクアウトをしたりしています。
川うめ丼は現在の店主の山路太一氏が1980年代から1990年代頃に創作した人気の丼です。
お得セットはなかなかの食べ応えでお腹いっぱいになりたい人にお薦めです。
うな重もうな丼もうなぎの枚数によって価格が違ってきますが、このご時世でこのお値段なのは嬉しいですね。
うなぎ定食の『月』と『花』は要予約となります。
ドリンクに関してもお値打ちですね。
そして、志摩市磯部町といえば、牡蠣ですよ。
あの超高級牡蠣の的矢かきをここ川うめでも食せるのです。
うなぎも食べたい!牡蠣も食べたい!
そんな欲張りな私が注文したのが川うめ丼と焼きかき2個です。
白いご飯の上に細く切ったうなぎと海苔、これだけでも美味しそうですね。
ついていたタレにわさびを溶かして上から回し入れ、トッピングのねぎを乗せました。
ご飯とうなぎを一緒に口に入れると…何という事でしょう。
うなぎとわさびが調和し、ねぎのほのかな香りがアクセントになってとても食べやすくなっています。
うな丼、うな重も美味しいけれど、この食べ方はお年寄りや、油っこい食べ物が苦手な方でも大丈夫じゃないでしょうか?
わさびとうなぎってよく合うんですね。初めて知りました。
サラダ、香の物、お吸い物で口腔内を時々リセットしつつ最後まで美味しく頂きました。
そしてこちらが的矢かきの焼き物です。
普通、牡蠣を焼くと身が小さくなるのですが、焼いてこの大きさですよ。
ふっくらとしてとてもクリーミー、この美味しさは的矢かきならではですね。
磯部の二大美味しいものを堪能させて頂きました。
川うめの前の川では昔はうなぎがたくさん獲れたそうです。その後、上がって来るうなぎが減少したので、磯部の隣の穴川で養殖されていたうなぎを使用、うなぎの養殖が行われなくなった現在は鹿児島産のうなぎを使用しています。その時々で美味しいうなぎを求めるそうで、今は九州産のうなぎが主なのだとか。
現在のお店の建物は1965年に建てられたもので、食事は階段を登って2Fで食べるようになっていました。2007年の改装で1階にもテーブル席とお座敷も作られました。以前は旅館もしていたのですが、今はうなぎ料理専門店になっています。
店内の所々に旅館だった時の調度品が品良く飾られているのもレトロで素敵です。
テーブル席の下にはホットカーペット、この心遣いが嬉しいです。
こちらはお座敷です。個室ではないけど、お隣とは仕切られています。
1Fはテーブル席が3席、お座敷が2席、2Fはテーブル席が9席、お座敷が3席あります。
お弁当、うなぎのとこ漬も販売していました。
今まで川うめでは、お得セットやうな重、うな丼と色々食べましたが、今回の川うめ丼も気に入りました。やっぱり私は川うめのうなぎが好きなのですね。皮のパリパリ感もふっくらした身も甘ったるくないタレも私好みで最高の味でした。
流石、老舗のお店だけあります。甘くないうなぎがお好みの方にはお薦めです。美味しいうなぎと美味しい的矢かきを堪能してみてくださいね。
近鉄志摩線志摩磯部駅より徒歩約10分
三重交通バス川辺バス停より徒歩約1分(約110m)
第二伊勢道路鳥羽南・白木ICより国道167号経由、自動車で約11分(約7.7km)
駐車場20台完備
~川うめ~
住所 :志摩市磯部町迫間3-3
電話 :0599-55-0007
お問い合わせは電話にてお願いします
営業時間:11:00~18:30最終入店
予約の宴会は開始~21:00
定休日 :12月31日・1月1日
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表示価格、店舗情報は2024年1月のものです。