【京都市西京区】これで見納め洛西のさくら 嵐山渡月橋中之島 松尾谷苔寺鈴虫寺門前通で最後の輝き!
降り続いた雨で奥嵯峨の桜も散ってしまったところが多かったようです。2024年4月10日に嵐山周辺を訪れて見ると、メインストリートなどは、平日にも関わらず、インバウンドを中心に大勢の人たちで賑わっていました。
渡月橋北詰の桜が葉桜になっていました。渡月橋は、かつては法輪橋、嵐橋(らんばし)や御幸橋などと呼ばれていましたが、鎌倉時代に大堰川で舟遊びをしていた亀山上皇が「くまなき月の渡るに似る(雲ひとつない夜空に満月が橋を渡っているかのように見える)」と例えたことに由来してその名があります。
中州の中ノ島地区では、桜が満開で最後の輝きを放っていました。雨上がりのどんよりとした空でしたが、雨で増水して川波が激しい大堰川の前で、大勢の人たちが桜の木の下で記念撮影などをしていました。
中之島公園から府道29号線を山田口の方面に向かう途中にある松尾谷への道、苔寺鈴虫寺門前通へと向かいました。途中の民家の土塀にかかる桜も見事でした。鈴虫寺の参道を登って行くと、西芳寺橋付近の桜が奇麗でした。
苔寺へ向かう参道には、「かぐや姫竹御殿テラスカフェ BAMBOO COFFEE」、「そば甘味処 とろろそば 苔の月 本家柚子之茶屋」、「そば処 名物門前とろろそば 元祖 苔乃茶屋」の3軒が並んで営業されています。
この辺りは、京都市の歴史的風土特別保存地区にも指定されていて、四季折々いつでも風情が感じられる土地柄です。苔寺で名庭を見て、鈴虫寺で1年中鳴く鈴虫の音色と名物住職の話を堪能した後は、美味しいとろろそばを食べて、その後、ゆったりとした御殿でこだわりの美味い珈琲を一服なんてのはどうですか! 尚、苔寺・西芳寺は往復はがきによる事前予約が必要です!
みなさんぜひ1度は訪れてみてください!
西芳寺(外部リンク)京都市西京区松尾神ケ谷町56